First Light.
□□□
冬休みまでの学校生活が始まった翌日、ついに私は朱音さんがやっているお店の前まで来ていた。
放課後、ユズに背中を押されるがままに途中で駅を降りて久しぶりの道を歩いて目の前には《OPEN》と書かれた看板がドアに下げられていた。
…お土産を渡すだけ。
そう、ただお土産を渡すだけなのにドキドキと緊張か分からない動悸止まない。
「…あれ?翠ちゃん?」
ドアの前でモジモジしているとカランカラン、と音を立てて開いた。
そこにはエプロン姿の朱音さん。
私を見て驚いたのか、一瞬大きく目を見開いたのが分かった。
「あっ、こ、こんにちは…」
そしてすぐに優しい笑顔に変わり、迎えてくれた朱音さんにホッとした。
「あ、もう閉店ですか?」
「そうだね、今日はもうカフェは終わりかな。夜からバー営業があるからそれに向けて準備しないと」
「そっ、…ですよね、すみません」
持ってきたお土産の袋をギュッと握って帰ろうとした瞬間、背後から朱音さんに呼び止められた。
冬休みまでの学校生活が始まった翌日、ついに私は朱音さんがやっているお店の前まで来ていた。
放課後、ユズに背中を押されるがままに途中で駅を降りて久しぶりの道を歩いて目の前には《OPEN》と書かれた看板がドアに下げられていた。
…お土産を渡すだけ。
そう、ただお土産を渡すだけなのにドキドキと緊張か分からない動悸止まない。
「…あれ?翠ちゃん?」
ドアの前でモジモジしているとカランカラン、と音を立てて開いた。
そこにはエプロン姿の朱音さん。
私を見て驚いたのか、一瞬大きく目を見開いたのが分かった。
「あっ、こ、こんにちは…」
そしてすぐに優しい笑顔に変わり、迎えてくれた朱音さんにホッとした。
「あ、もう閉店ですか?」
「そうだね、今日はもうカフェは終わりかな。夜からバー営業があるからそれに向けて準備しないと」
「そっ、…ですよね、すみません」
持ってきたお土産の袋をギュッと握って帰ろうとした瞬間、背後から朱音さんに呼び止められた。