豹変年下オオカミ君の恋愛包囲網

突然のメール

『十二月二十四日、レストランの予約が取れた。誕生日一緒に過ごそう』

 仕事が忙しいと最近、ろくに電話をかけてくることもなかった彼からの突然のメールだった。単純に嬉しかった。やっと私との結婚を本気で考えてくれる気になったと。三十歳の誕生日に夜景の見えるレストランでロマンチックなプロポーズをしてくれるのだと、本気で思っていたのだ。

 あの時までは……
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