私のお姉ちゃん
「でも、お仕事大丈夫ですか?
いつも、この時間に送ってもらってるし」
「あぁ、週の半分は在宅勤務だから!」
「在宅勤務…?
………って、確か…」
「あ、えーと…家で仕事をするってことだよ?
他の社員達とは、リモートで会話したりして」
「へぇ~!
お家でお仕事かぁー!
良いなぁ…!朱雨くんも、そんなお仕事だったらなぁ〜
ずっと一緒にいれるのに!」
目をキラキラさせ、夢見ているような表情。
「………」
「ん?テツロウさん?」
「………初姫ちゃんは、旦那さんのこと本当に好きなんだね……」
「はい!!!」
満面の笑みの初姫。
「………そっか…」
“あわよくば、朱雨から奪いたい”
そんな小さな希望が音を立てて崩れ去る感覚。
「テツロウさん?」
「え?
ん?何?」
「どうしました?」
「ううん!
あ、僕もうそろそろ帰らないと!
それこそ、仕事しないとだから!」
「あ、そうですよね!
ごめんなさい、引き止めて……」
「ううん、ご馳走様!
ありがとう!」
そう言って心なしか肩を落とし、筒井邸を出たのだった。
その日の夕食中。
「ねぇねぇ、朱雨くん」
「ん?」
「朱雨くんのお仕事は、在宅勤務とか出来ないの?」
「え?」
「だって在宅勤務にしたら、ずっと一緒にいれるでしょ?」
「あー(笑)そうだね!
でも、ごめんね。
俺の会社は、そうゆうのはないんだ……」
「そっかぁ〜
私こそ、ごめんなさい。
ワガママ言っちゃった……」
「ううん!
可愛いな、ほんと!」
微笑み、初姫の頭をポンポンと撫でる。
そんな二人の会話を聞いていた夏姫が、初姫に問いかけてきた。
「でも、ハツ。
突然、どうしてそんなことを?」
「え?
あ、テツロウさんね。
週の半分、在宅勤務なんだってー!
だから、良いなぁって!」
「そうゆうこと(笑)」
「は?テツロウって、誰?」
「確か、隣の家の息子だよね?」
朱雨が、男性の名前に反応する。
それを暁也が答えた。
「お節介おばさん(笑)」
夏姫も苦笑いをしている。
「あぁ(笑)」
暁也もクスクス笑って、初姫に「その息子さんとそんな仲良かったかな?」と聞いた。
「仲良いってゆーか……
最近よく、お店で会うの。それでいつも送ってくれるの。
だからね。
今日お礼に、アイスをご馳走したの!
その時に、そんな話をしたの」
初姫の口から出る、思いがけない告白の数々に朱雨の雰囲気が落ちて悪くなっていった。
いつも、この時間に送ってもらってるし」
「あぁ、週の半分は在宅勤務だから!」
「在宅勤務…?
………って、確か…」
「あ、えーと…家で仕事をするってことだよ?
他の社員達とは、リモートで会話したりして」
「へぇ~!
お家でお仕事かぁー!
良いなぁ…!朱雨くんも、そんなお仕事だったらなぁ〜
ずっと一緒にいれるのに!」
目をキラキラさせ、夢見ているような表情。
「………」
「ん?テツロウさん?」
「………初姫ちゃんは、旦那さんのこと本当に好きなんだね……」
「はい!!!」
満面の笑みの初姫。
「………そっか…」
“あわよくば、朱雨から奪いたい”
そんな小さな希望が音を立てて崩れ去る感覚。
「テツロウさん?」
「え?
ん?何?」
「どうしました?」
「ううん!
あ、僕もうそろそろ帰らないと!
それこそ、仕事しないとだから!」
「あ、そうですよね!
ごめんなさい、引き止めて……」
「ううん、ご馳走様!
ありがとう!」
そう言って心なしか肩を落とし、筒井邸を出たのだった。
その日の夕食中。
「ねぇねぇ、朱雨くん」
「ん?」
「朱雨くんのお仕事は、在宅勤務とか出来ないの?」
「え?」
「だって在宅勤務にしたら、ずっと一緒にいれるでしょ?」
「あー(笑)そうだね!
でも、ごめんね。
俺の会社は、そうゆうのはないんだ……」
「そっかぁ〜
私こそ、ごめんなさい。
ワガママ言っちゃった……」
「ううん!
可愛いな、ほんと!」
微笑み、初姫の頭をポンポンと撫でる。
そんな二人の会話を聞いていた夏姫が、初姫に問いかけてきた。
「でも、ハツ。
突然、どうしてそんなことを?」
「え?
あ、テツロウさんね。
週の半分、在宅勤務なんだってー!
だから、良いなぁって!」
「そうゆうこと(笑)」
「は?テツロウって、誰?」
「確か、隣の家の息子だよね?」
朱雨が、男性の名前に反応する。
それを暁也が答えた。
「お節介おばさん(笑)」
夏姫も苦笑いをしている。
「あぁ(笑)」
暁也もクスクス笑って、初姫に「その息子さんとそんな仲良かったかな?」と聞いた。
「仲良いってゆーか……
最近よく、お店で会うの。それでいつも送ってくれるの。
だからね。
今日お礼に、アイスをご馳走したの!
その時に、そんな話をしたの」
初姫の口から出る、思いがけない告白の数々に朱雨の雰囲気が落ちて悪くなっていった。