私のお姉ちゃん
リツエとダイトの結婚式当日。
「フフ…三人とも、綺麗〜!」
ハツが感激したように、私達三人を見つめている。
「ハツ、一人でお留守番平気?」
どうしても心配で聞くと、ハツは「フフ…リツエさん達にお祝い買いに行くの〜」と、ニコニコして言った。
「ハツ、なんかあったら電話して?」
朱雨に言葉にハツは大きく頷き「うん!後でね!」と微笑んだ。
暁也さんも微笑み「後でね!」とハツの頭を撫で、心配そうな顔になっている私と朱雨に「ほら、行かないと!」と言った。
式は午後からなので、朝はゆっくりして私達はタクシーで式場に向かった。
式場には二人の両親や親戚と、私達不良仲間ばかりで、なんだか少しガラが悪かった。
ちなみに二人の両親や親戚も、元・ヤンキー。
そして今回二人は、職場関係を一切招待していない。
完全に、仲の良い身内だけの式にしている。
あ、正確には、職場も仲の良い友人は呼んでいる。
いわゆる、気を遣いたくないのだ。
二人らしいな…(笑)と私は一人、クスクス笑っていた。
そのためか、式はとても和やかで、楽しくて、時折感動して………
本当に、素敵な式だった―――――――
「――――皆様、この後式場近くのレストラン○○で二次会が開催されます。
お時間のある方は、ぜひそちらへご参加を……!」
私達は、ゆっくり式場を後にした。
出口で参加者は一人一人、リツエとダイトと両親に見送られている。
私達も「今日は来てくれてありがとう!」と見送られていると………
同じく式に参加し、先に出ていた平祐が、ハツを連れて中に入ってきた。
「ダイト!リツエ!
初姫ちゃんがお祝い言いたいって来てるぞ〜」
大きな花束と紙袋を持ち、可愛らしいワンピースに身を包んだハツが入ってきた。
「あ!初姫ちゃん!」
「初姫ちゃん、わざわざありがとう!」
リツエとダイトが、嬉しそうに笑う。
「ダイトさん、リツエさん!
ご結婚、おめでとうございます!」
そして、花束と紙袋を渡した。
「「ありがとう!」」
「二次会で渡すべきだけど、タキシードとドレス姿見たくて……!
やっぱ、素敵ですね!
フフ…綺麗〜!」
ニコニコしているハツ。
そして「あの…出来れば、一緒に写真を撮りたいんですが、ダメですか?」と伺いを立てる。
リツエとダイトは、ともに微笑み「もちろん!」と言って、ハツを二人の間に入れて写真を撮った。
「ハツ、綺麗//////」
その姿を見て、朱雨がポツリと言う。
朱雨の言う通り、ハツは誰よりも綺麗だった。
「フフ…三人とも、綺麗〜!」
ハツが感激したように、私達三人を見つめている。
「ハツ、一人でお留守番平気?」
どうしても心配で聞くと、ハツは「フフ…リツエさん達にお祝い買いに行くの〜」と、ニコニコして言った。
「ハツ、なんかあったら電話して?」
朱雨に言葉にハツは大きく頷き「うん!後でね!」と微笑んだ。
暁也さんも微笑み「後でね!」とハツの頭を撫で、心配そうな顔になっている私と朱雨に「ほら、行かないと!」と言った。
式は午後からなので、朝はゆっくりして私達はタクシーで式場に向かった。
式場には二人の両親や親戚と、私達不良仲間ばかりで、なんだか少しガラが悪かった。
ちなみに二人の両親や親戚も、元・ヤンキー。
そして今回二人は、職場関係を一切招待していない。
完全に、仲の良い身内だけの式にしている。
あ、正確には、職場も仲の良い友人は呼んでいる。
いわゆる、気を遣いたくないのだ。
二人らしいな…(笑)と私は一人、クスクス笑っていた。
そのためか、式はとても和やかで、楽しくて、時折感動して………
本当に、素敵な式だった―――――――
「――――皆様、この後式場近くのレストラン○○で二次会が開催されます。
お時間のある方は、ぜひそちらへご参加を……!」
私達は、ゆっくり式場を後にした。
出口で参加者は一人一人、リツエとダイトと両親に見送られている。
私達も「今日は来てくれてありがとう!」と見送られていると………
同じく式に参加し、先に出ていた平祐が、ハツを連れて中に入ってきた。
「ダイト!リツエ!
初姫ちゃんがお祝い言いたいって来てるぞ〜」
大きな花束と紙袋を持ち、可愛らしいワンピースに身を包んだハツが入ってきた。
「あ!初姫ちゃん!」
「初姫ちゃん、わざわざありがとう!」
リツエとダイトが、嬉しそうに笑う。
「ダイトさん、リツエさん!
ご結婚、おめでとうございます!」
そして、花束と紙袋を渡した。
「「ありがとう!」」
「二次会で渡すべきだけど、タキシードとドレス姿見たくて……!
やっぱ、素敵ですね!
フフ…綺麗〜!」
ニコニコしているハツ。
そして「あの…出来れば、一緒に写真を撮りたいんですが、ダメですか?」と伺いを立てる。
リツエとダイトは、ともに微笑み「もちろん!」と言って、ハツを二人の間に入れて写真を撮った。
「ハツ、綺麗//////」
その姿を見て、朱雨がポツリと言う。
朱雨の言う通り、ハツは誰よりも綺麗だった。