私のお姉ちゃん
二次会会場のレストラン。
披露宴よりも、賑わっている。
「みんな〜、今日は俺とリツエのためにありがとう!
レストランは貸し切りで、バイキングとフリードリンクになってるから!
今日は、楽しもう!」
「「ハツ、取りに行こ?」」
私と朱雨の声が、綺麗にハモった。
「あ…」
ハツが少し傷ついたような表情をする。
すると「ナツ。ハツのことはいいから!“俺が”全部するから!」と、ハツの手を取り席を立った。
そんなことは、わかってる。
でも、つい…口に出てしまう。
てか!
私のポジションを取ったのは“あんただから!!!”
「夏姫、飲み物取ってこよう?」
暁也さんに言われ、私も席を立った。
色々見て回っていると……デザートが並んでいる所で、ハツが友人達に囲まれていた。
そしてそれを、朱雨が必死に牽制していた。
「びっくりしちゃった!
こんな綺麗になってるなんて!」
「でも小学生の時から、あり得ないくらい可愛かったじゃん!」
「俺は、初めて会った!」
「夏姫、男には全然会わせなかったもんなぁー」
「ダイトだってそうだろ?
リツエ伝手だろ?会ったの」
「あぁ。
しかも、たまたまだし(笑)
リツエとデートしたとこに、夏姫といた初姫ちゃんに会ったって感じ!」
「良いなぁ〜、朱雨!
こんな可愛い嫁さん貰えて!」
友人の言葉に、朱雨が誇らしげな顔をしている。
ハツは元々“私の”だったのに!!!
「夏姫?」
「え?」
「まーた、嫉妬してるの?(笑)」
「ねぇ、暁也さん」
「ん?」
「どうすれば、朱雨から奪い返せる?」
「は?」
「私、そのためなら……
何でもする……!」
暁也さんを見上げると、暁也さんも鋭く見つめ返してきた。
「初姫の想いを無視するの?」
「………」
「朱雨から奪い返すということは……
“初姫から、朱雨を奪うことと同じだよ”」
「それは……」
「夏姫が朱雨を嫌っても、初姫は“朱雨を愛してる”」
「………」
「“夏姫が望むなら”
僕が、引き離してあげてもいい。
でもそれは同時に“夏姫も初姫を失うことになる”」
「そんなこと、わかってるわよ!!!!!」
つい声を荒らげてしまい、店内がシン…と静まった。
披露宴よりも、賑わっている。
「みんな〜、今日は俺とリツエのためにありがとう!
レストランは貸し切りで、バイキングとフリードリンクになってるから!
今日は、楽しもう!」
「「ハツ、取りに行こ?」」
私と朱雨の声が、綺麗にハモった。
「あ…」
ハツが少し傷ついたような表情をする。
すると「ナツ。ハツのことはいいから!“俺が”全部するから!」と、ハツの手を取り席を立った。
そんなことは、わかってる。
でも、つい…口に出てしまう。
てか!
私のポジションを取ったのは“あんただから!!!”
「夏姫、飲み物取ってこよう?」
暁也さんに言われ、私も席を立った。
色々見て回っていると……デザートが並んでいる所で、ハツが友人達に囲まれていた。
そしてそれを、朱雨が必死に牽制していた。
「びっくりしちゃった!
こんな綺麗になってるなんて!」
「でも小学生の時から、あり得ないくらい可愛かったじゃん!」
「俺は、初めて会った!」
「夏姫、男には全然会わせなかったもんなぁー」
「ダイトだってそうだろ?
リツエ伝手だろ?会ったの」
「あぁ。
しかも、たまたまだし(笑)
リツエとデートしたとこに、夏姫といた初姫ちゃんに会ったって感じ!」
「良いなぁ〜、朱雨!
こんな可愛い嫁さん貰えて!」
友人の言葉に、朱雨が誇らしげな顔をしている。
ハツは元々“私の”だったのに!!!
「夏姫?」
「え?」
「まーた、嫉妬してるの?(笑)」
「ねぇ、暁也さん」
「ん?」
「どうすれば、朱雨から奪い返せる?」
「は?」
「私、そのためなら……
何でもする……!」
暁也さんを見上げると、暁也さんも鋭く見つめ返してきた。
「初姫の想いを無視するの?」
「………」
「朱雨から奪い返すということは……
“初姫から、朱雨を奪うことと同じだよ”」
「それは……」
「夏姫が朱雨を嫌っても、初姫は“朱雨を愛してる”」
「………」
「“夏姫が望むなら”
僕が、引き離してあげてもいい。
でもそれは同時に“夏姫も初姫を失うことになる”」
「そんなこと、わかってるわよ!!!!!」
つい声を荒らげてしまい、店内がシン…と静まった。