私のお姉ちゃん
エリナとナズナが来て、学食内の初姫を探す。
「何処だろ?」
「えーと……」
すると、初姫は男子学生に囲まれていた。
「初姫、凄っ!!」
「急いだんだけどね…(笑)」
「私、大学のオープンキャンパス思い出した!」
「あー、あの時も凄かったもんね(笑)」
二人は人だかりが出来ているところへ近づき、エリナが「初姫!お待たせ!」と言った。
初姫は「あ!エリナちゃん!ナズナちゃん!」と嬉しそうに立ち上がった。
そして「あの…お友達来たので…」と、エリナとナズナの方へ駆け寄った。
ナズナの服を握り、助けを求めるように見上げた。
「とりあえず買って、テラスで食べようよ!」
ナズナが微笑んで、三人は買いに向かった。
二人のおすすめ“レディースセット”を買い、外のテラスに出た初姫。
「初姫ちゃん、大丈夫?」
ナズナが心配そうに顔を覗き込む。
「うん…」
「ごめんね、初姫。
まさか、ここまでとは思わなくて甘く見てた…」
「ううん!
最初は良かったの。でも、エリナちゃんからの連絡が来た辺りで沢山人が入ってきて……」
「ちょうど、ランチの時間だしね」
「うん…
“何処の学部?”“一緒に食べよう”って……
なんか、勢いが凄くて怖かった…」
「やっぱ、初姫ちゃんの人気は凄いね(笑)」
「もしかしたら……
だから“喜んだのかな?”」
「え?」
「何?」
エリナの言葉に、初姫とナズナが首を傾げる。
「初姫言ってたじゃん!
大学全滅だったことを話したら、朱雨さんが凄く喜んでたって!
その時、私達“ずっと一緒にいれるからじゃない?”って思ってたけど……
“こんな風に、色んな人達に囲まれるから”なんじゃない?
高校の時も、朱雨さんの牽制凄かったでしょ?
大変そうだったじゃん!」
「あー、確かに(笑)
大学ってなると、高校とは比じゃないもんね…(笑)
学生の人数とか…」
「そうなのかな〜?」
「きっとそうよ!」
「うん、そんな気がする!」
こうしてる間も、初姫は色んな学生に見惚れられていた。
「何処だろ?」
「えーと……」
すると、初姫は男子学生に囲まれていた。
「初姫、凄っ!!」
「急いだんだけどね…(笑)」
「私、大学のオープンキャンパス思い出した!」
「あー、あの時も凄かったもんね(笑)」
二人は人だかりが出来ているところへ近づき、エリナが「初姫!お待たせ!」と言った。
初姫は「あ!エリナちゃん!ナズナちゃん!」と嬉しそうに立ち上がった。
そして「あの…お友達来たので…」と、エリナとナズナの方へ駆け寄った。
ナズナの服を握り、助けを求めるように見上げた。
「とりあえず買って、テラスで食べようよ!」
ナズナが微笑んで、三人は買いに向かった。
二人のおすすめ“レディースセット”を買い、外のテラスに出た初姫。
「初姫ちゃん、大丈夫?」
ナズナが心配そうに顔を覗き込む。
「うん…」
「ごめんね、初姫。
まさか、ここまでとは思わなくて甘く見てた…」
「ううん!
最初は良かったの。でも、エリナちゃんからの連絡が来た辺りで沢山人が入ってきて……」
「ちょうど、ランチの時間だしね」
「うん…
“何処の学部?”“一緒に食べよう”って……
なんか、勢いが凄くて怖かった…」
「やっぱ、初姫ちゃんの人気は凄いね(笑)」
「もしかしたら……
だから“喜んだのかな?”」
「え?」
「何?」
エリナの言葉に、初姫とナズナが首を傾げる。
「初姫言ってたじゃん!
大学全滅だったことを話したら、朱雨さんが凄く喜んでたって!
その時、私達“ずっと一緒にいれるからじゃない?”って思ってたけど……
“こんな風に、色んな人達に囲まれるから”なんじゃない?
高校の時も、朱雨さんの牽制凄かったでしょ?
大変そうだったじゃん!」
「あー、確かに(笑)
大学ってなると、高校とは比じゃないもんね…(笑)
学生の人数とか…」
「そうなのかな〜?」
「きっとそうよ!」
「うん、そんな気がする!」
こうしてる間も、初姫は色んな学生に見惚れられていた。