遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる
「もしもし、詩織がまたやらかしててさ、3日繋がらなかったから上京したら洗面所にスマホあるんだよ、あいつどこ行ってるかわかる?」
「洗面所にスマホって(笑)先輩に聞いてみる、待ってて」
30分ほど待つと怜奈から電話があり
「急遽全日本招集がかかって急いで支度して行ったそうよ、台湾みたい、多分月末まで帰らない」
「月末?俺も帰らないといけないんだけど」
「それはすれ違いね(笑)」
「笑い事じゃないんだが」
「詩織が帰ってきてから話して下さいな」
「そうする、サンキューな」
「はーい」
慶太はその夜は詩織の部屋に泊まり次の日には実家に帰り渡米の支度をした。
「ごめんなさい!!!」
やっと詩織が帰ってきた。
また時差の関係で慶太は朝、詩織は夜のビデオ通話をしていた。
「心配するだろ?」
「はい…」
まあまだ仕事に行く時につい忘れて1日はあるがさすがに海外遠征で忘れられると逆に心配が勝つ。
「青木に聞いたから安心出来たけどさ」
「うん、謝るしか出来ない」
部屋入って倒れてたらとマジで焦ったからなと少し強い口調で注意する。
慶太の出る時間になり明日話す事があると言って通話を切った。
詩織は財布から指輪を出してはめた。
監督から一応指輪は外しておけと言われたからだ。
「明日は仕事中は付けれる、ふふっ」
同じ課の人には旅行から帰った週に名古屋のお土産を配る時に指輪を見られて婚約しましたと伝えた。