遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる

教室に入ると荷物を置いて怜奈の席に行って話していると慶太がやってきて黒板端にクラスマッチの種目と人数を書いた。

「6限までに考えておくことー」

と言って怜奈の後ろの席に座った。

「昼休みに考えようね、詩織」

「あ、うん…」

慶太の方を見た。

「赤崎くんて学級委員だったっけ?」

「いや」

「どうして、その」

詩織は黒板を指さした。

「俺は体育委員、クラスマッチは体育委員が決めるんだぜ」

詩織は怜奈の方を向いた。

「1年の時って学級委員が決めてなかったっけ?」

怜奈に尋ねると暫く考えて

「あー、去年は決める日に体育委員が休んでたからだよ」

「そうなんだー」

慶太が笑っていて

「1年前は憶えてるんだな」

と言われて、詩織は真っ赤になり

「もう…ごめんなさい」

と謝ると詩織は席に戻った。

「からかわないのよ」

と青木に言われ

「つい…」

と詩織の方を見ると机に頭を置いていた。



恥ずかしい…恥ずかしい

昨日から恥ずかしい所ばっかり見せてる。

絶対に呆れてるよ…付き合わない方がいいのかも、断わるのもありだよね、付き合うのもそもそもよくわかんないけど。


次々と休み時間にみんなは出たい競技に名前を書いていってる。

詩織らのスポーツ科は全国から集まっているクラスだからクラスマッチで負けるなんて…

負けず嫌いの集団だからお互いが結局相談しながら決めていった。

当然自分の部活の種目には出る事は出来ない。

6限にはもうほとんど決まっていて慶太は練習表を作るからと各競技に指導者をつけると言った。

「優勝するぞー」
「おー」

こういうノリはさすがのスポーツ科だった。
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