遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる
やっと…
慶太はキャップとサングラスを取り、頭をクシャっと手ぐしで軽く整える。
「まず、初めに1つだけお願いがあります…僕らをトップニュースにはしないで下さい、頑張ったアスリートの方々に失礼なのでそれだけはお願いします」
慶太は頭を下げた。
「えーっと、こうなる予定じゃなかったんですが、帰国するという連絡を彼女からもらい…会いたい気持ちが夜まで待てなかったと言うのが今の正直な気持ちです(笑)」
「お付き合いされてるということで間違いないですよね?」
「そうですね、実は午前中に婚姻届を提出してきました」
詩織はパチパチパチと自分で拍手をした。
見せとく?とお互い左手をカメラに向かって出した。
「これは婚約指輪なんですけどお互い忙しい身なので結婚指輪はまだ先になりそうです(笑)でも一応KeiShioって文字を入れてます」
「恥ずっ、言うなよな〜」
「えっ?言っちゃダメだった?気に入ってるの(笑)」
「いつからお付き合いは?」
「えっと、実は高校2年からです」
記者もびっくりしていた。
「去年確か川辺選手も青木選手と結婚しましたが」
「そうですね、同じクラスだったんですよね、僕らの方が先に付き合い始めましたね、お互い親友同士で、もちろん今でも仲がいいです」
「赤崎選手は学生ですが」
「そこら辺はあまり考えてなくて、彼女が今まで通りの生活でいいから赤崎詩織になりたいと去年から言ってくれたので春からの選手登録は赤崎詩織で試合に出ることになります」
「はい、そうです、これからは赤崎詩織で出場します」