遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる

だから風呂場で会った時に困らせてやろうと少しSっ気を出して強引に付き合おうなんて言ってしまったが、部屋に戻って少し後悔もしたし、本当に付き合ってくれるのか、天然の詩織には付き合う意味がわかるのか…



俺には中学の時に悠里という彼女がいた。

小さい頃から自分で言うのもなんだがモテていて告白された人数は2桁

悠里とは父親同士が友達で家族でよく悠里の家のもんじゃ焼きを食べに行っていて知り合ったのだ。

大人達が呑んでる中、俺と弟、悠里と兄貴の4人で閉店後によく遊んでいた。

中学に入りバスケの仲間を連れて悠里の店に食べに行き、その中に店にいた悠里も混ざって話していて、悠里はいつも俺の隣に来てひっついてくるのだ。

バスケ仲間のからかいで悠里が俺の事を小さい頃から好きとか言い出して、付き合っちゃえよなんていう流れで付き合う事になったのだ。

実は悠里は隣の中学で、学校で一緒にいることはなく、店で仲間と別れてから悠里の店兼家で話すことが増えた。

悠里の部屋ではキスもハグもしていた。

大抵悠里からせまってきて俺が少しがっつく感じ…

胸も触れたし身体の色んなところも触れたけど…どうしても最後までは出来なかったのだ。

その時は結構悩んだな、男として2人の環境もありながらも最後まで出来ない事に…

俺はビビってんのかなとか、悠里の事は嫌いではないしキスは平気で出来るし、身体も触れる事は出来るし…

高校を決める時には実は家から近い高校を選ぶつもりだった。

でもありがたい事にスカウトをしてくれて家からは少し遠いが寮もあり、全国大会の常連高校だった。

両親と話し、俺はその高校を選択して全国を目指す事を決めた。
< 76 / 148 >

この作品をシェア

pagetop