転生幼女と宰相パパは最強コンビ
ゲームは、白が勝てば世界は守られたことに、黒が勝てば、世界は魔王に支配されたことになる。あまり気分がよくないのではと思ったけれど、この世界の人達はこれで充分楽しんでいるようだ。
「じゃあ、まじゅはへいちのこまでしゅ」
「僕は、小鬼」
それぞれ、対応する駒を進めていく。リリカは兵士、アークスは小鬼だ。
「リリカ、間違えてる。精霊使いは、そのマスには進めないよ」
「そんなことないでしゅ……あー、しょっかー……このてはつかえましぇんな……」
なまじっか、前世でチェスの知識があったために、こちらの世界でもチェスのような動きをさせてしまう。各駒の動かし方は、前世とは違っているものも多いのに。
「……どうちよ」
両手を組み合わせて、考え込む。
チェスならば、ここで駒を斜めに動かせたのに。精霊使いの駒は、斜めには動かせないのだ。
「うーむぅ……」
思っていた以上に、アークスは上手だ。リリカは両手をあげた。
「まいりまちた」
機嫌が悪くなったわけではない。でも、次はアークスに勝ちたい。
「じゃあ、もう一度」
「うん!」
「じゃあ、まじゅはへいちのこまでしゅ」
「僕は、小鬼」
それぞれ、対応する駒を進めていく。リリカは兵士、アークスは小鬼だ。
「リリカ、間違えてる。精霊使いは、そのマスには進めないよ」
「そんなことないでしゅ……あー、しょっかー……このてはつかえましぇんな……」
なまじっか、前世でチェスの知識があったために、こちらの世界でもチェスのような動きをさせてしまう。各駒の動かし方は、前世とは違っているものも多いのに。
「……どうちよ」
両手を組み合わせて、考え込む。
チェスならば、ここで駒を斜めに動かせたのに。精霊使いの駒は、斜めには動かせないのだ。
「うーむぅ……」
思っていた以上に、アークスは上手だ。リリカは両手をあげた。
「まいりまちた」
機嫌が悪くなったわけではない。でも、次はアークスに勝ちたい。
「じゃあ、もう一度」
「うん!」