転生幼女と宰相パパは最強コンビ
 と、ここでイヴェリオが仮眠に入ってから二時間ほどである。一度起こした方がいいだろうかと思い始めた頃、すっきりとしたイヴェリオが執務室に入ってきた。
 顔も洗い、着替えてさっぱりとしたのか、仮眠に追いやられた時よりはずいぶんと顔色はましになっている。

「パパ、あたち、ここだとおもう!」
「今、女性騎士に調べてもらっているよ」
「ほかにもこうほをしゃがしゅ!」

 手短に、イヴェリオに今までの調査の結果を報告する。
 それと、騎士達からの報告を取りまとめたものも合わせて報告した。
 もし、川を渡ると夕暮れにまぎれるか、早朝ではないかとイヴェリオは言った。今夜は、新月に近い時季のため、夜に川を渡る可能性は低いらしい。

「さすが、パパ!」
「リリカのおかげだ。陛下、その他私が知っておくべきことは?」
「今、他の場所も調べさせている。それから、こちらは、今日の会議の結果をまとめたものと、僕なりの検討結果をまとめたもの。今日の捕り物が終わったら、あとで相談させてほしい」
「かしこまりました」

 イヴェリオに任せるのではなく、アークスなりに様々なことを考えているようだ。
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