転生幼女と宰相パパは最強コンビ
とイヴェリオが言い出し、リリカは目を瞬かせた。もしかして、イヴェリオはリリカが勝手に脱走しないよう、側で見ている方がいいと判断したのだろうか。
「行くぞ」
「あいっ!」
昨日の今日なので、動きやすい服を着せられているから、このまま行っても問題ない。馬車で行くのかと思ったら、ひょいと馬の上に乗せられた。
「……うま?」
「時間が惜しい。馬には乗ったことがあるから大丈夫だろう」
「だい、じょぶ……たぶん……」
たしかに、何度か乗馬体験はさせてもらったが、こんな緊急事態で乗ったことはない。だが、基本ができていれば、問題ないだろう、たぶん、きっと。
トワがもうちょっと長く外にいられるのならばよかったのに。
「――行くぞ」
リリカに続いてイヴェリオが飛び乗った時には、もう騎馬の騎士達に周囲を囲まれている。
背後からイヴェリオの腕が回されているから落ちる心配はしなくていいのだろうが、下手に口を開くと舌を噛んでしまいそうで怖い。懸命に鞍にしがみ付く。
夕暮れが迫る中、馬を走らせていく騎士達を、すれ違った街の人々が、驚いたような顔で見ている。
「行くぞ」
「あいっ!」
昨日の今日なので、動きやすい服を着せられているから、このまま行っても問題ない。馬車で行くのかと思ったら、ひょいと馬の上に乗せられた。
「……うま?」
「時間が惜しい。馬には乗ったことがあるから大丈夫だろう」
「だい、じょぶ……たぶん……」
たしかに、何度か乗馬体験はさせてもらったが、こんな緊急事態で乗ったことはない。だが、基本ができていれば、問題ないだろう、たぶん、きっと。
トワがもうちょっと長く外にいられるのならばよかったのに。
「――行くぞ」
リリカに続いてイヴェリオが飛び乗った時には、もう騎馬の騎士達に周囲を囲まれている。
背後からイヴェリオの腕が回されているから落ちる心配はしなくていいのだろうが、下手に口を開くと舌を噛んでしまいそうで怖い。懸命に鞍にしがみ付く。
夕暮れが迫る中、馬を走らせていく騎士達を、すれ違った街の人々が、驚いたような顔で見ている。