転生幼女と宰相パパは最強コンビ
目をぱちぱちとさせたら、イヴェリオの手がすっと伸ばされる。前髪をかき上げるようにして、額に手を当てられ、リリカはまたもや目をぱちぱちとさせた。
「熱があるじゃないか!」
「ふぇっ」
いきなり大声を上げられ、その場で跳び上がりそうになる。そうか、身体が重いと思ったのは、発熱しているからか。
「みじゅに、おちた……から……?」
ぶんぶんと首を横に振ってみるけれど、そんなことで熱を追い払えるはずもない。風邪を引いたと認識したら、急に具合が悪くなってきた気がした。
(気がつかなかったら、大丈夫だったのに……!)
そうも思うが、気づいてしまったら駄目だった。
「アークス、医師を頼む!」
「わかった!」
身体がふわりと持ち上げられる。
そのままイヴェリオはアークスの執務室を飛び出したかと思ったら、ずんずんと廊下を突き進んだ。
運び込まれたのは、イヴェリオが王宮に宿泊する時に使っている部屋。このところ、リリカが王宮に泊まる時にも使われている部屋だ。
そっとベッドに下ろされる。マーサを呼ぶ声がしたかと思ったら、いつの間に王宮に来ていたのか、すぐにマーサが現れた。
「熱があるじゃないか!」
「ふぇっ」
いきなり大声を上げられ、その場で跳び上がりそうになる。そうか、身体が重いと思ったのは、発熱しているからか。
「みじゅに、おちた……から……?」
ぶんぶんと首を横に振ってみるけれど、そんなことで熱を追い払えるはずもない。風邪を引いたと認識したら、急に具合が悪くなってきた気がした。
(気がつかなかったら、大丈夫だったのに……!)
そうも思うが、気づいてしまったら駄目だった。
「アークス、医師を頼む!」
「わかった!」
身体がふわりと持ち上げられる。
そのままイヴェリオはアークスの執務室を飛び出したかと思ったら、ずんずんと廊下を突き進んだ。
運び込まれたのは、イヴェリオが王宮に宿泊する時に使っている部屋。このところ、リリカが王宮に泊まる時にも使われている部屋だ。
そっとベッドに下ろされる。マーサを呼ぶ声がしたかと思ったら、いつの間に王宮に来ていたのか、すぐにマーサが現れた。