転生幼女と宰相パパは最強コンビ
おせっかいにも、そんなことまで考えてしまう。
おそらく、この屋敷に来てから半年程度だろうと思うのだが、イヴェリオと顔を合わせた回数はそう多くはない。
たいてい早朝、もしくは深夜に寝室に入ってきて、生きているかどうかの確認をするだけ。厄介ごとを押し付けられたと思っているのかもしれない。
(たぶん嫌われているんだろうけど……寂しいな)
もちろん、マーサに愛されているのはわかっている。
子供というより、孫に対するものかもしれないけれど、たしかな愛情がマーサとの間にはある――と思う。けれど、それだけでは物足りない。我ながら、欲張りなものだ。
「まーしゃ……しゅき」
「ふふ、今日のリリカ様は、ずいぶんと甘えん坊なのですね」
「……ぷぅ」
マーサの膝に抱き着けば、優しい手が頭を撫でてくれる。
前世では、家族との仲は良好だった。
世間一般から見たら少しずれていたかもしれないけれど、兄妹との仲も、両親との仲も、穏やかな愛情があった。
自分の好きなことに邁(まい)進(しん)していても、それを見守ってくれる人達と家族だった記憶は、今でもリリカの中に残っている。
おそらく、この屋敷に来てから半年程度だろうと思うのだが、イヴェリオと顔を合わせた回数はそう多くはない。
たいてい早朝、もしくは深夜に寝室に入ってきて、生きているかどうかの確認をするだけ。厄介ごとを押し付けられたと思っているのかもしれない。
(たぶん嫌われているんだろうけど……寂しいな)
もちろん、マーサに愛されているのはわかっている。
子供というより、孫に対するものかもしれないけれど、たしかな愛情がマーサとの間にはある――と思う。けれど、それだけでは物足りない。我ながら、欲張りなものだ。
「まーしゃ……しゅき」
「ふふ、今日のリリカ様は、ずいぶんと甘えん坊なのですね」
「……ぷぅ」
マーサの膝に抱き着けば、優しい手が頭を撫でてくれる。
前世では、家族との仲は良好だった。
世間一般から見たら少しずれていたかもしれないけれど、兄妹との仲も、両親との仲も、穏やかな愛情があった。
自分の好きなことに邁(まい)進(しん)していても、それを見守ってくれる人達と家族だった記憶は、今でもリリカの中に残っている。