【完】オキナグサに愛を込めて


『あ、イズミくんも帰り?』

今日もタイミングよく現れたイズミくん。

「そうだよ、エマちゃんも?」

『うん』

「もしかして白虎の総長がお待ち?」

『そうなの、だから急いでて……』


「今日くらいよくない?俺たちの溜まり場案内してあげる」

『いや、でも……。それに、イズミくんって黒龍なんじゃ……わたし行けないよ…』

わたしはもう黒龍とは関わっちゃいけない人間だから。
それにヒロくんを待たせてる。
今日ばかりはわたしの方が急いでた。


< 196 / 253 >

この作品をシェア

pagetop