【完】オキナグサに愛を込めて
数台のバイクが目の前を通り過ぎる。


それからすぐ真っ黒の車体が見えた。


───レンさんが今日はやけにこちら側を見ている気がした。


私の周りには沢山の女の人達。
可愛い子でもいたのかな…。



「「キャーーーー」」


レンさんの視線にいつにも増した黄色い声。

ここに集まってるのはいつもより少ないはずなのに、いつもと変わらない黄色い歓声を浴びながら黒龍は闇の中へ消えていった。
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