【完】オキナグサに愛を込めて


無音も怖いから、テレビも付けさせてもらった。


勝手に寝るのはどうかと思うけど、お化けに会うかもしれない恐怖で少しだけ判断力が鈍っていた。


大きなソファーに腰を下ろし、ブランケットをお借りしてよし寝るぞ!と横になった。


それから目を閉じてすぐ、夢の中へ落ちていった。




「…エマ」



夢の中でレンさんに呼ばれた気がした。
やけに優しくて、それにわたしの頭を撫でるような心地良さを感じた気がした。


< 55 / 253 >

この作品をシェア

pagetop