【完】オキナグサに愛を込めて
無音も怖いから、テレビも付けさせてもらった。
勝手に寝るのはどうかと思うけど、お化けに会うかもしれない恐怖で少しだけ判断力が鈍っていた。
大きなソファーに腰を下ろし、ブランケットをお借りしてよし寝るぞ!と横になった。
それから目を閉じてすぐ、夢の中へ落ちていった。
「…エマ」
夢の中でレンさんに呼ばれた気がした。
やけに優しくて、それにわたしの頭を撫でるような心地良さを感じた気がした。