【完】オキナグサに愛を込めて
『お風呂ありがとうございました』
「あぁ」
と、一言。
一瞬こちらを見たレンさんはすぐに目線をそらした。
何故かレンさんと目が合わない。
不思議に思っているとレンさんはお風呂へ向かって行った…。
時刻は1:45。
わたしは昔から信じている迷信がある。
……2:00を過ぎたらお化けが出るってこと。
1人じゃなかったら怖くは無いんだけど、この部屋には今わたし1人。
あと15分で寝ればいいんだ!と思いついたわたしはさっきレンさんに買ってもらった歯ブラシセットを開け、手早く寝るための準備を始めた。