🐯PIeSe merry me
🐑結構な予算を費やして買った食材
「えーえー」
ガックリと茉莉花はその場に座り込む絶望しかない
「昨日気づいていたなら買い物なんかしなかったのにぃー赤字だぁー😭」
学生にとって1週間の食料は
とっても大事だった。
しかも冷蔵庫を買わないと行けない‼️
どーすんの、
「親に電話して・・・」
いやいやこれ以上の負担をかける訳には行かない
妹が三人いる学費もそれなりにかかるしダメだ‼
しゃーなし、小さいの買うか!
でも小さいのだったらあんま入んないし買い溜め出来ないし又ポワンと桜哉の顔が浮かぶ ブンブンと顔を右左に振る、なんか依存してない?
彼氏ならまだしもあんなモミモミチュツチュー見たら無理だ、あの彼女にも悪い
知らなかったとはいえ
私は浮気相手だったんだから、まあ何の関係も無かったのが幸い
まあ、そんな事はどーでもいい、問題は冷蔵庫だ‼勉強にも身が入らない
リボ払いで買うか
分割で買うか
いや先ずは食材の確保が先
茉莉花はコンビニへ走る
氷を買い漁り70歳くらいのおじいちゃん風の店長さんに声かけして理由を話、一番大きな発泡スチロールの箱を分けて貰った。
店長さんは優しい人でブロッコリーの入っていた発泡スチロール箱を丁寧に洗ってくれた
「俺も苦学生で奨学金返すの大変だったよ
頑張れよ」
と励ましてくれた
案外世の中暖かい
帰り着いて慌ててガスの抜けた冷凍庫から肉魚冷食を発泡スチロールに詰め込み氷をドサドサといれる
野菜はシンクの水を貯めて泳がせた
一段落着くと
とりま、冷蔵庫を見に家電量販店へと向かう休む暇なし
茉莉花は真っ直ぐ冷蔵庫売り場へと向かう
何回か来たからだいたい売り場は知っていた
すると又しても携帯が鳴る
「・・・桜哉だ」
もうムカついた時点で呼び捨て かなりな歳上だけど呼び捨て‼
しつこくコール音がなる
コッチは冷蔵庫で頭がいっぱいなのに💢
「なんでしょうか」
口調もきつくなる
「・・・話し合いがしたい
茉莉花は誤解してる」
「誤解も何も」
見ちゃったと言いそうになるが慌てて口をおさえる。
「話がしたい」
「無理です今いそがしいし」
「俺もいそがしいが時間をとるんだ話し合おう」
と、その時声音が変わった
田中さんだ
「お忙しいならそちらに参ります
どこにいらっしやいますか?社長は仕事も手につかない状態で私共も困っている次第です、会う会わないはハッキリさせたがお互いの為ではありませんか?」
優しい口調だが嫌と言わせない、流石桜哉の秘書だ
コッチのメリットも押し込んでくる
ヨシ‼️ハッキリさせたい‼️
「・・・分かりました今高井家電量販店にいます冷蔵庫が壊れてしまって勉強も落ち着いてできないんです。」
「分かりました20分程で参ります
どんな冷蔵庫が必要なのですか?」
「まず冷凍室がひろくて
いっぱい入る奴が希望です」
「分かりました色は」
「気にしません何でもいいので安ければ」
「じゃあ高井家電量販店を出たら隣りにカフェありますよね
そこで待ち合わせしましょう」
何も言わせない感じでブチッと電話は切れた
エスカレーターに乗り冷蔵庫売り場をはなれた
が頭が痛い!
安くて10万 上は20万30万だ
「手も足も出ない」
茉莉花のバイト代は15万
別の即日払いのバイトをいれて
飲食店の皿洗いとか
清掃、スーパーとか
1DKの家賃、光熱費とか
払えば10万
残りの金でやりくり?勿論税金も課税される
ソコに冷蔵庫を買うとなれば
赤字だ
ないなら無いで余計金が掛かる・・う〜ん
朝食べなくて昼抜いて夜賄いを腹いっぱい食べれば食費はゼロで行けるか?
5万は勉強につぎ込める教材費に通信費、学生でも金は飛ぶ
色々考えながら歩くとカフェは目の前
カランカランカラン
カウベルの音を鳴らして中にはいる
茉莉花もカフェにアルバイトをしているが漂うコーヒーの香りは何処のカフェでも落ち着く芳醇な香ばしい香りデモ茉莉花はコーヒーよりココア好き
ココアを注文して、お腹が空いている事に気付く
山賊焼きとハンバーグの盛り合わせが目に止まる
ポスターは貼ってあるけど
隣の席からは匂いもするからポスター見ながらクンクン
🤤.。oO(あー食いたい)
とそこに2人のスーツ姿の男性、背筋が伸びて出来るオトコを丸出しにして先頭は田中さんだ
背広を両側からひっぱりボタンを付けながら桜哉も後に続く
「お待たせしました」
田中秘書がキチンと背筋を正して頭を下げてきたので
茉莉花も姿勢を正して挨拶をする、何時でも何処でも彼は礼儀正しい。
桜哉も「来てくれてありがとう」
と頭を下げてきた
しばらく沈黙がはしる
グルグルギューギュー
「アレ・・・」
突然茉莉花のお腹が沈黙をやぶる
「ン・・・とエット
お腹すきませんか!」
田中秘書が何か察したらしく茉莉花の目を見て聞いてきた
茉莉花か呟くとプッと一瞬田中秘書が笑った
ここまで言われたら食うしかない、痩せ我慢にも限界はある。
帰ればお茶かけご飯しかない
茉莉花は卓上🔔ベルを押す
「山賊とハンバーグの奴と
コーンスープと前が見えなくなるくらいの山盛り白ご飯
お願いします」
「じゃあ俺も海鮮パスタ🦐とコンソメスープ」
「じゃあわたくしはカツサンドとシーザーサラダ」
と3人はそれぞれ御注文
の後、ふと思い出したように田中秘書が言う
「冷蔵庫をお探しでしたね」
「はい」
茉莉花はココアをグビッと煽りながら返事をする
「しかたないですよ
冷蔵庫は必需品なんで
急いで買わないとこまるんです。」
田中秘書はうんうんと頷きながら
「いえ、茉莉花さんさえよければの話なんですが
私の冷蔵庫もらって貰えませんか、今彼女の真壁と住んでいましてほとんど彼女のマンションにいるんですよ
気に入らないなら真壁の冷蔵庫でもいいですよ
ひとつあれば充分なのですから
もうすぐ、籍を入れて彼女のマンションもひきあげて
新しいマンションに引っ越すんですよ
彼女の冷蔵庫も処分の予定で茉莉花さんが真壁のか私のどっちか好きな冷蔵庫を持って行って貰えば嬉しいんですが」
桜哉が冷蔵庫を買ってやると言い出す前に口を出した
茉莉花はきっと断るだろうしかし捨てるのを譲ると言うなら勿体ない精神がそれをうけとるはずだ
田中が言っている事は嘘では無かった。
突然の田中の申し出に飛び跳ねるように茉莉花は目をランランとさせて喜んだ
「エッ‼いいんですか?
嬉しい」
「はい。
もう2年使ってるんですが、それでければ」
「ありがとうございます
いただきマース」
「今日貰いに行っても
いいですか?」
「勿論です」
2人で盛り上がった横で桜哉がブスッとしているのをみて
「私と社長で運びます (エッ‼オレも)
と⚆_⚆ビックリ顔の桜哉
さあさ早く食べちゃいましょう」
テーブルに並んだ料理を指さして田中はニッコリした
「そ、そうだな
茉莉花の為だから頑張るよ」
リボ払いか分割払いの悩みから解放された茉莉花は
気持ちも、お腹もご機嫌だった
アッ!とゆうまに平らげた茉莉花にのせられるように
2人も完食
桜哉が払うと言ったが
お支払いはワリカン、節約重視の茉莉花だが冷蔵庫を買う金額と比べたら何でも無かった
田中のマンションへと向かう
見えてきたのは高級タワマンだった。
上層階は社長が住んでいらっしゃいます真壁がコッチで私がコッチです
驚いた事に真壁さんのマンションの部屋隣が田中さんの部屋だった
茉莉花の部屋の隙間に新聞紙をはめ込んだ部屋とは比較にならない豪華なマンションだ
しかも最上階は桜哉ん家?
まあ優秀な秘書は近くにおくべきなのか?
まあ茉莉花にとってはどーでもいいか‼
金持ちを羨んでも茉莉花の生活が変わるもんじゃない
冷蔵庫は見た所高そうな30万?位するんじゃなかろうかと思わせる真ん中から観音開
とにかく広いし白い綺麗な冷蔵庫だったが
冷蔵庫の中は
開けてみると成程、空っぽだった。
「あ、ありがとうございます、すごくたすかります」
茉莉花は頭をさげた
「真壁の冷蔵庫は見なくていいのですか?」
「はい、この冷蔵庫がいいです。
ありがとうございます」
「こちらこそ
処分するには未だ勿体ないと思っていたところでした
使って貰えたら冷蔵庫もよろこびますよ。」
「はい大事に使わせてもらいます。」
田中は広い敷毛布を広げ冷蔵庫を乗せてスルスルと桜哉とひっぱりながら玄関を出た
いつの間に軽トラを準備したのか冷蔵庫をのせてロープでしっかりと固定すると田中は
「じゃ茉莉花さん行きましょう」
と茉莉花に言った
「え?俺が運転?」
桜哉が指を自分に指す
「もちろんです、2人乗りですが茉莉花さんには無理でしょう、私が運転してもいいですけど、おふたりは・・・
(いま気まずいじゃないですかといいたいがだまる)
社長は別車で‼」
「あ、私が運転するんで大丈夫です。
おふたりはどうぞ車で」
ここまでして貰って申し訳なさが先にたつ自分の物になった限りは自分で運ばずなんとする。
茉莉花はササッと軽トラに乗り込んだ
エンジンをかけると桜哉も慌てて乗ってきた
「ꉂ (⚆.⚆)エッ!なんで」
「危ないだろ変われ」
茉莉花は狭い助手席へと移動させられ運転席には桜哉が座った。
茉莉花が何かを言う前に軽トラは走り出した
後ろからは田中が高級車で後をついてくる
無言のまま15分
茉莉花のマンションが見えてきた
駐車場に車を止め桜哉と田中はエッコラセドッコイセと
冷蔵庫をエレベーターまで運ぶと上昇2階だからすぐ着いた
エレベーターが付いていたのが救いだった。
あまり使わないでと念押しされていたエレベータだが使えた
茉莉花は鍵を開けて中へ誘導する、玄関には一昨日買い占めた魚や肉、冷食は発砲スチロールに入れてあって寒いせいかまだ食えそうだ
野菜や果もまだ大丈夫だったプカプカバケツにおよいていた。
冷蔵庫も壊れるなら買い出しの前に壊れて欲しかったと嘆く茉莉花を田中と桜哉はクスッと笑う。
「じゃあ今から行きますか
買い出し軽トラですからいっぱい積めますよ」
そう言うと桜哉が
「行くか」
と茉莉花に聞いてきた
「えーえー」
ガックリと茉莉花はその場に座り込む絶望しかない
「昨日気づいていたなら買い物なんかしなかったのにぃー赤字だぁー😭」
学生にとって1週間の食料は
とっても大事だった。
しかも冷蔵庫を買わないと行けない‼️
どーすんの、
「親に電話して・・・」
いやいやこれ以上の負担をかける訳には行かない
妹が三人いる学費もそれなりにかかるしダメだ‼
しゃーなし、小さいの買うか!
でも小さいのだったらあんま入んないし買い溜め出来ないし又ポワンと桜哉の顔が浮かぶ ブンブンと顔を右左に振る、なんか依存してない?
彼氏ならまだしもあんなモミモミチュツチュー見たら無理だ、あの彼女にも悪い
知らなかったとはいえ
私は浮気相手だったんだから、まあ何の関係も無かったのが幸い
まあ、そんな事はどーでもいい、問題は冷蔵庫だ‼勉強にも身が入らない
リボ払いで買うか
分割で買うか
いや先ずは食材の確保が先
茉莉花はコンビニへ走る
氷を買い漁り70歳くらいのおじいちゃん風の店長さんに声かけして理由を話、一番大きな発泡スチロールの箱を分けて貰った。
店長さんは優しい人でブロッコリーの入っていた発泡スチロール箱を丁寧に洗ってくれた
「俺も苦学生で奨学金返すの大変だったよ
頑張れよ」
と励ましてくれた
案外世の中暖かい
帰り着いて慌ててガスの抜けた冷凍庫から肉魚冷食を発泡スチロールに詰め込み氷をドサドサといれる
野菜はシンクの水を貯めて泳がせた
一段落着くと
とりま、冷蔵庫を見に家電量販店へと向かう休む暇なし
茉莉花は真っ直ぐ冷蔵庫売り場へと向かう
何回か来たからだいたい売り場は知っていた
すると又しても携帯が鳴る
「・・・桜哉だ」
もうムカついた時点で呼び捨て かなりな歳上だけど呼び捨て‼
しつこくコール音がなる
コッチは冷蔵庫で頭がいっぱいなのに💢
「なんでしょうか」
口調もきつくなる
「・・・話し合いがしたい
茉莉花は誤解してる」
「誤解も何も」
見ちゃったと言いそうになるが慌てて口をおさえる。
「話がしたい」
「無理です今いそがしいし」
「俺もいそがしいが時間をとるんだ話し合おう」
と、その時声音が変わった
田中さんだ
「お忙しいならそちらに参ります
どこにいらっしやいますか?社長は仕事も手につかない状態で私共も困っている次第です、会う会わないはハッキリさせたがお互いの為ではありませんか?」
優しい口調だが嫌と言わせない、流石桜哉の秘書だ
コッチのメリットも押し込んでくる
ヨシ‼️ハッキリさせたい‼️
「・・・分かりました今高井家電量販店にいます冷蔵庫が壊れてしまって勉強も落ち着いてできないんです。」
「分かりました20分程で参ります
どんな冷蔵庫が必要なのですか?」
「まず冷凍室がひろくて
いっぱい入る奴が希望です」
「分かりました色は」
「気にしません何でもいいので安ければ」
「じゃあ高井家電量販店を出たら隣りにカフェありますよね
そこで待ち合わせしましょう」
何も言わせない感じでブチッと電話は切れた
エスカレーターに乗り冷蔵庫売り場をはなれた
が頭が痛い!
安くて10万 上は20万30万だ
「手も足も出ない」
茉莉花のバイト代は15万
別の即日払いのバイトをいれて
飲食店の皿洗いとか
清掃、スーパーとか
1DKの家賃、光熱費とか
払えば10万
残りの金でやりくり?勿論税金も課税される
ソコに冷蔵庫を買うとなれば
赤字だ
ないなら無いで余計金が掛かる・・う〜ん
朝食べなくて昼抜いて夜賄いを腹いっぱい食べれば食費はゼロで行けるか?
5万は勉強につぎ込める教材費に通信費、学生でも金は飛ぶ
色々考えながら歩くとカフェは目の前
カランカランカラン
カウベルの音を鳴らして中にはいる
茉莉花もカフェにアルバイトをしているが漂うコーヒーの香りは何処のカフェでも落ち着く芳醇な香ばしい香りデモ茉莉花はコーヒーよりココア好き
ココアを注文して、お腹が空いている事に気付く
山賊焼きとハンバーグの盛り合わせが目に止まる
ポスターは貼ってあるけど
隣の席からは匂いもするからポスター見ながらクンクン
🤤.。oO(あー食いたい)
とそこに2人のスーツ姿の男性、背筋が伸びて出来るオトコを丸出しにして先頭は田中さんだ
背広を両側からひっぱりボタンを付けながら桜哉も後に続く
「お待たせしました」
田中秘書がキチンと背筋を正して頭を下げてきたので
茉莉花も姿勢を正して挨拶をする、何時でも何処でも彼は礼儀正しい。
桜哉も「来てくれてありがとう」
と頭を下げてきた
しばらく沈黙がはしる
グルグルギューギュー
「アレ・・・」
突然茉莉花のお腹が沈黙をやぶる
「ン・・・とエット
お腹すきませんか!」
田中秘書が何か察したらしく茉莉花の目を見て聞いてきた
茉莉花か呟くとプッと一瞬田中秘書が笑った
ここまで言われたら食うしかない、痩せ我慢にも限界はある。
帰ればお茶かけご飯しかない
茉莉花は卓上🔔ベルを押す
「山賊とハンバーグの奴と
コーンスープと前が見えなくなるくらいの山盛り白ご飯
お願いします」
「じゃあ俺も海鮮パスタ🦐とコンソメスープ」
「じゃあわたくしはカツサンドとシーザーサラダ」
と3人はそれぞれ御注文
の後、ふと思い出したように田中秘書が言う
「冷蔵庫をお探しでしたね」
「はい」
茉莉花はココアをグビッと煽りながら返事をする
「しかたないですよ
冷蔵庫は必需品なんで
急いで買わないとこまるんです。」
田中秘書はうんうんと頷きながら
「いえ、茉莉花さんさえよければの話なんですが
私の冷蔵庫もらって貰えませんか、今彼女の真壁と住んでいましてほとんど彼女のマンションにいるんですよ
気に入らないなら真壁の冷蔵庫でもいいですよ
ひとつあれば充分なのですから
もうすぐ、籍を入れて彼女のマンションもひきあげて
新しいマンションに引っ越すんですよ
彼女の冷蔵庫も処分の予定で茉莉花さんが真壁のか私のどっちか好きな冷蔵庫を持って行って貰えば嬉しいんですが」
桜哉が冷蔵庫を買ってやると言い出す前に口を出した
茉莉花はきっと断るだろうしかし捨てるのを譲ると言うなら勿体ない精神がそれをうけとるはずだ
田中が言っている事は嘘では無かった。
突然の田中の申し出に飛び跳ねるように茉莉花は目をランランとさせて喜んだ
「エッ‼いいんですか?
嬉しい」
「はい。
もう2年使ってるんですが、それでければ」
「ありがとうございます
いただきマース」
「今日貰いに行っても
いいですか?」
「勿論です」
2人で盛り上がった横で桜哉がブスッとしているのをみて
「私と社長で運びます (エッ‼オレも)
と⚆_⚆ビックリ顔の桜哉
さあさ早く食べちゃいましょう」
テーブルに並んだ料理を指さして田中はニッコリした
「そ、そうだな
茉莉花の為だから頑張るよ」
リボ払いか分割払いの悩みから解放された茉莉花は
気持ちも、お腹もご機嫌だった
アッ!とゆうまに平らげた茉莉花にのせられるように
2人も完食
桜哉が払うと言ったが
お支払いはワリカン、節約重視の茉莉花だが冷蔵庫を買う金額と比べたら何でも無かった
田中のマンションへと向かう
見えてきたのは高級タワマンだった。
上層階は社長が住んでいらっしゃいます真壁がコッチで私がコッチです
驚いた事に真壁さんのマンションの部屋隣が田中さんの部屋だった
茉莉花の部屋の隙間に新聞紙をはめ込んだ部屋とは比較にならない豪華なマンションだ
しかも最上階は桜哉ん家?
まあ優秀な秘書は近くにおくべきなのか?
まあ茉莉花にとってはどーでもいいか‼
金持ちを羨んでも茉莉花の生活が変わるもんじゃない
冷蔵庫は見た所高そうな30万?位するんじゃなかろうかと思わせる真ん中から観音開
とにかく広いし白い綺麗な冷蔵庫だったが
冷蔵庫の中は
開けてみると成程、空っぽだった。
「あ、ありがとうございます、すごくたすかります」
茉莉花は頭をさげた
「真壁の冷蔵庫は見なくていいのですか?」
「はい、この冷蔵庫がいいです。
ありがとうございます」
「こちらこそ
処分するには未だ勿体ないと思っていたところでした
使って貰えたら冷蔵庫もよろこびますよ。」
「はい大事に使わせてもらいます。」
田中は広い敷毛布を広げ冷蔵庫を乗せてスルスルと桜哉とひっぱりながら玄関を出た
いつの間に軽トラを準備したのか冷蔵庫をのせてロープでしっかりと固定すると田中は
「じゃ茉莉花さん行きましょう」
と茉莉花に言った
「え?俺が運転?」
桜哉が指を自分に指す
「もちろんです、2人乗りですが茉莉花さんには無理でしょう、私が運転してもいいですけど、おふたりは・・・
(いま気まずいじゃないですかといいたいがだまる)
社長は別車で‼」
「あ、私が運転するんで大丈夫です。
おふたりはどうぞ車で」
ここまでして貰って申し訳なさが先にたつ自分の物になった限りは自分で運ばずなんとする。
茉莉花はササッと軽トラに乗り込んだ
エンジンをかけると桜哉も慌てて乗ってきた
「ꉂ (⚆.⚆)エッ!なんで」
「危ないだろ変われ」
茉莉花は狭い助手席へと移動させられ運転席には桜哉が座った。
茉莉花が何かを言う前に軽トラは走り出した
後ろからは田中が高級車で後をついてくる
無言のまま15分
茉莉花のマンションが見えてきた
駐車場に車を止め桜哉と田中はエッコラセドッコイセと
冷蔵庫をエレベーターまで運ぶと上昇2階だからすぐ着いた
エレベーターが付いていたのが救いだった。
あまり使わないでと念押しされていたエレベータだが使えた
茉莉花は鍵を開けて中へ誘導する、玄関には一昨日買い占めた魚や肉、冷食は発砲スチロールに入れてあって寒いせいかまだ食えそうだ
野菜や果もまだ大丈夫だったプカプカバケツにおよいていた。
冷蔵庫も壊れるなら買い出しの前に壊れて欲しかったと嘆く茉莉花を田中と桜哉はクスッと笑う。
「じゃあ今から行きますか
買い出し軽トラですからいっぱい積めますよ」
そう言うと桜哉が
「行くか」
と茉莉花に聞いてきた