🐯PIeSe merry me
🐑茉莉花はよばれて振り返る
「はい、わかりました」
男性社員に軽く頭を下げる
なんで呼ばれたかサッパリ分からない
課長から呼び出されるくらいの失敗をしたのだろうか?
「失礼します」
課長室を開けると中には愛佳がまたまた得意な仁王立ちで待っていた
茉莉花はそれを見ただけで引いてしまう
50代くらいの中肉中背顔はたぬきみたいな愛嬌のある顔で課長は茉莉花を見て眉をひそめた
「君ねぇ昨日やすんだんだろ
彼女は君の指導係だ
お休みありがとうございました
ご迷惑かけてすみません
の一言も無いって社会人としてどうなの?」
愛佳も
「ホント学生気分が抜けてないんじゃない
仕事やる気あんの?」
「愛佳くんの言うとおりだよ
腰掛のつもりじゃあ‼こまるんだよ💢」
1日休んだらこんな風にまでいわれにゃならんのか
これってウワサのパワハラにモラハラか‼
ムカムカムカ😤遂に茉莉花はキレた
「ピキーン💢はぁああ💢おはようございますを無視する人に社会人としての云々を言われたくないです‼無視は1番やっちゃいけない事じゃないんですか💢」
ガツンと茉莉花はいう辞職一択
「課長それにパンフに女子には生理休暇なるものがあると書いてあります、無いなら撤回してください
ホワイト企業と思って入社を希望する人材も少くありません💢学生なめんなよー
生理云々言うならパワハラじゃないんですかー💢」
辞職一択
シ━━━━━━━━ン
「そ、それは!」
「違うん?ハァーア💢」
課長はタジタジ
「う、うおっほん!愛佳君
そりゃ〜いかんな‼無視はいかん」
「た、確かに、ハッキリいわれれば、そうね悪かったわ、茉莉花さんゴメンなさい」
茉莉花の姿を見た途端カチンと来ていたのも事実
愛佳の謝罪を聞いて茉莉花は
『愛佳先輩は案外、悪い人じゃないのかも』
と思ってしまった。
「すみません、私も生意気な事を言いました辞めます
と頭を下げた。
「ま、待ちなさい、悪かったって言ってるでしょ」
「は、はいいーぃ?」
意外な愛佳の謝罪に驚きつつ振り返る
「辞めさせないわよ」
「え?」
茉莉花は10センチは高い愛佳の顔を見上げた
フフッと笑う愛佳にエヘッと笑い返す茉莉花
2人の溝は埋まったかのように仲良く課長室を出ていく
「そうだコーヒー飲まない?」
愛佳が茉莉花に呟いた
「あの〜コーヒは苦手で私カル〇スで」
と茉莉花
「チッおこちゃまね
私なんかカル〇ス小6以来飲んで無いワ
ハッキリ言うのは好感がもてるけど嫌いなものを飲ませるつもりも無いけどそこは無理しても珈琲付き合うんじゃない?」
「付き合い悪いケド未だ22なんで‼
あの味苦手ナンス」
「私は30よあてつけか‼」
「いえいえ私小娘なんで‼
ハッキリ言う性分なんで‼
ソコはお姉さんの愛佳さんが折れてくださいな」
「チッ今までの子は、一生懸命教えてもすぐ辞めちゃうし
残業しながら教えても、当たり前って顔するしその後
仮病で連チャンで休むし、サボるしスグ泣いて社員の同情かうしで手がつけられなかったのよ
一生懸命教えても無駄って分かった、やる気ないし文句ばかり言うしどうしたらいいの?って
困ってしまうばかり
じゃあ自分でした方が早くない?って思ったけど
デモ
あなたは違うわね
根性がある久しぶりに手応えあった、シッカリ教えるから覚えなさい‼」
「そうなんですか?。」
それから茉莉花は愛佳に付いて
営業にも勉強のために一緒に回った
時として総務と言わず何処の部署でも使えると思ったら回される、やる気根性のある人物に特定されればの話だ
茉莉花が会社の廊下を歩いていると後ろから
「めえーええん」
パッと腰を屈めて握って丸めていたパンフで「コテ」
と思いっきり相手の手に持つパンフ事叩き落とす
「イテテテ」
「アハハ甘いですよ先輩‼️」
偶然ではあったが愛佳は棒有名私立高校の剣道部主将
対して茉莉花も同じ高校出身の剣道部主将だったのだ
二人はそれを知った後こうして
隙狙いの勝負をどちらともなく仕掛ける様になった。
愛佳もあの日課長室でタイマン仕掛けたのも偶然とはいえ同じ主将の血が騒いだのかも知れない。
「あれ?先輩香水かえました?」
何故か愛佳がオンナオンナの雰囲気?キレのある姿は影を落としていた
「分かる~ぅ!コレ彼氏からのプレゼントなんだーナイショ🙊だけど・・・」
「えっ😳❕彼氏いたんすか?」
「フフッ売れないバンドマンでね、最近すこしディクドッグとニュウチュービで再生回数伸びてきてやっとご飯食べれるようになってきたから」
「え、私も良く暇な時見てます、ニユウチュバーって事ですよね、誰?誰ですか?」
愛佳は勿体ぶるようにエヘッと笑う
「だれですか?」
ねえねえと愛佳の両手を握りブンブンと振り回す茉莉花に
愛佳は
「”KAI”っていうの知ってる?」
「ぎゃゃゃゃゃゃゃゃあ嘘っ
知ってますよ〜今大人気のKAIが愛佳さんの彼氏ぃー
凄いカレシさんですね」
「私も30だからソロソロって話してるの彼は売れて収入
入る迄待ってくれって言ってたけどようやく親にも紹介出来そうよ」
「へぇーいいなぁ
私KAIさんの地声から張り上げる曲すきですロック調もあるしギター 一本で唄いあげる曲もだいすきですよ
魂に響く様な歌い方で」
「そうなのよ
路上ライブしてて毎回見に行って、癒されてたわ
彼も私を気にしてくれて仲良くなったのよ」
「もしかして同棲中ですか?」
「そう、もう八年
彼の生活をずっと支えて来たの、好きで独身して御局様と呼ばれてた訳じゃないんだよ」
「そうでしょうね
愛佳先輩は美人の部類にはいりますよ
独身は、おかしいなーと思ってマシタ」
とたまにはヨイショ
確かにふわりと落ちる巻き髪
ツヤのある唇
目は冷めるような澄んだひとみ
美人だ
「これねPRFUM桜哉って会社の香水で愛宝っていうの
ネーミングも気に入ってる」
「ゲッ!(꒪ꇴ꒪PRFUM桜哉って・・・՞ ՞」
「そうあの有名な会社よ‼️
ちょっと お高いケドねアハハ」
「へ、へぇーそうなんだ
ゆ、有名なんだーへー」
「私トイレ行ってくる」
愛佳の一言で茉莉花は部署へ愛佳はトイレへと向かった。
しかし噂をすれば影とよく言ったもので桜哉から電話がかかってきた
「腹の具合はどう大丈夫」
そう、茉莉花の腹痛を
気にしつつも多忙を決め込んでいた桜哉は詰めたスケージュールを捌きながら、1週間又イギリスへと出張に飛んでいた
ペーペの茉莉花とは全く次元の違う世界に桜哉は住んでいる事を否応無しにも感じてすまう。
「うん、もう1週間過ぎたし
大丈夫だよ」
「そうか良かった」
「その節はありがとうデシタ」
「どういたしまして」
桜哉と茉莉花の距離は縮まったと桜哉は錯覚していた
茉莉花はあくまで兄貴のような存在だと認識していた恋愛対象には未だならない
付き合って行けば行くほど家族に近くなる
愛とは呼べない!