🐯PIeSe merry me
🐑「明日夜、御飯いくよ」
何故か急に愛佳さんは誘ってくる給料日はもちょっと先

「えー金欠なんでパン買いマース行かないじゃなくて行けない」
断る時は理由言って断わるのが愛佳と茉莉花のルール

「心配しなさんな
奢るから」
となれば話は別茉莉花は目がピキーン‼️タダメシ

「ひえ〜センパーイ太っ腹
行きましょ行きましょ
私イタリアン
いっぱい食べたーい」

「彼のおごりだから
いっぱいたべな」

「え?まさかのKAIさんですか?来るんですか?」
茉莉花はビックリしながら聞いて見る

「うん、バンドのメンバーも来るから私一人じゃ心もとないから付き合って🙏」

「なーんだァOKですよぉー
食うぞ〜
でもKAIさんに会えるのも嬉しい生ですよね」



「当たり前じゃん、じゃあ繁華街近くの
イタリアン ブリアン知ってる?7時集合ね」

「ハイ了解」
茉莉花は右手をバシッと敬礼する。

愛佳さんの彼かー
弟子としてちゃんとして行かないと・・・
何着ていこう、愛佳さんは大人だし雰囲気オンナっぽく来るよねー
彼氏さんの手前

そうだパチン👉⌒♡
こんな相談は里津に限る‼

「えー服買うの?」
里津は
「当たり前じゃんブリアンは結構客層高いからね
ビジネスとかに使われる店だよドレスコードは無いけど
皆それなりにしてくるよ
「マジかー」…
「あんた 服 持ってないし ジーパンや T シャツでしょ そんなのないない」

「ブラウスもあるよ」

「う〜んふつうパーティドレスまで行かなくてもワンチャン
ワンピだよ」

「しゃーない‼
金下ろすか💰
先輩の彼氏のお披露目だから」

「そうなん?
ならちゃんとしていかないと
先輩に恥かかしちゃダメだヨ」

茉莉花はコクコクと頷く

里津は大事な友達だけどKAIさんの話は広がると大変なので話せなかった。
今人気上昇中だしあらぬ噂経ちそうだし
絶対キャバクラ仲間引連れて来るぞ言えない🙊

仕事終わりに里津と待ち合わせ
ブティックを回るが高い
一回の食事に数万円はかけられない
しゃーなしにリサイクルショップに立ち寄る
するとブルーのフリフリのワンピが目に入った

「里津私コレにする‼」
アクセをつければいけそう

「これにするか‼‼まあギリセーフってとこね」

里津は呆れて帰ってしまったが茉莉花テキには気に入って購入
なんと1000円
直ぐクリーニングに出すクリーニング代1800円

知らない誰かが着ていた服だからリセットする為に1800円を払いクリーニング
明日の夕方には上がるそうだ
まあ2800はかかったがシャーナイ新品を買えば二、三万は確実
茉莉花は背中の開いたワンピに巻き毛があたるようにふんわりとカールした
ブルーのワンピは茉莉花に良く似合っていてクルクルおめめの
茉莉花は本当に可愛らしかった。


そしてブリアンの前に立ち愛佳を待つ!
向こうから淡い花柄のロングワンピの会社では想像出来ないくらいの化粧をした美人が来た

まるでファッション雑誌から飛び出た様なモデル並み~

✋「茉莉花」
彼女に見とれてボーッとしていると
「エヘヘ気合い入れてきたヨ」
と目を細めて笑う愛佳に

「わたしもです
ネックレス100均」
と笑う茉莉花をじーっとみて品定めか?

「ブルーのワンピ可愛い
私の歳になったらこんなにフリフリ着れない
チョー可愛い」
美人の愛佳にそう言われたらそんな気もしてくるから不思議

二人で階段を登り店の中に入る
広い店内にイタリアの旗が飾ってあり気分はイタリアな雰囲気茉莉花は落ち着かなくキョロキョロ

個室に通されると賑やかな部屋
の前に止まる
ガラガラガラと開ける
談笑がしずまり
一斉に視線があつまる
皆彼女づれだ

「おー来たなー
そっちが噂の茉莉花ちゃん?」
バンドの面々は茉莉花が某女優に似ているので唖然

「うん茉莉花よ
私の大事な妹分よ」

「茉莉花です
初めまして」

「か、KAIです、愛佳と付き合っています、宜しく」

「ドラムのテツです、君はもしかして」
と呟くと
次々とバンドのメンバーが自己紹介をしてくる ベースからギター全部合わせれば六人
メンバーの彼女は三人、ドラムのテツとギターのケイは彼女がいないらしい。


わたし(茉莉花)はドラムのテツ君と偶然同じ中学だった
こんな遠い地で同じ故郷の人にあうなんてテツ君に会えるのは奇跡に近い

「愛佳の友人になってくれてありがとう
コイツ鍛えるの好きだから皆なスグ辞めちゃうんだよ
初めてじゃない?
愛佳と続くってアハハ」

「初めはヤラれましたアハハ」

「ちょっとー茉莉花」
気まずそうに愛佳はまりかの口をおさえる
「茉莉花もそれなりの私を負かすくらい気強いんだから」

「それは愛佳さんを見習ってるんです
厳しいし気強いし」

「えーそんなんですか」
とキーボードの瑠衣の彼女玲香が不思議そうに愛佳を見る

「愛佳さんはホント私たちには優しすぎるくらいなのに」
ベース担当の彰人の彼女ハルも不思議そうに見てくる

玲香はおーっとりした系で感じようじゃ早く喋れとイライラする人もいるかもしれない
対してハルはチャキチャキした
キレのある喋りてカカア天下気質だ 玲香もハルも中々の美人であることは間違いない

「先輩上手くやっていけるんですか?彼女達とあんなふうに思われて逆ですよね、仮面つけて付き合うのつかれますよ」
小声で茉莉花は心配する気の強い愛佳が上手くやれるか心配になる
メンバーの彼女となれば付き合いは深くなるはず

「ま、まあね
頑張るワ」

「怪しいなぁ地が出ませんように」
茉莉花は胸の前で十字架をきる

「チッ」
愛佳は誰にも気付かれないように茉莉花に舌打ちする

「ホラホラホーラァ👉地がでた」
茉莉花は愛佳の舌打ちにチャチャをいれる

kAIはそんな2人を見て笑った後
愛佳につぶやいた。
「愛佳良かったな
いい子と出会えて」
愛佳もニッコリて微笑んだ
しばらく飲み食いした後

「私トイレ行ってきます」
茉莉花は愛佳に耳打ちする

「そうね、アンタいっぱい呑んでたもんね、一緒にいこうか。」
なんかふらつく茉莉花が心配になる

「大丈夫ですよ
それより、鶏の唐揚げと焼鳥追加注文お願いします」

「イタリアンだから焼き鳥はないよ、カルパッチョとかでいい?」

「酒のツマミならなんでもえーもん」

茉莉花は父親似なのか酒は強いが下も出るのが早い、もう2回目だ

「あ、俺もいく」
茉莉花の後にテツもつづく
連れションかアハハ
パシーンと戸を開けた時真向かいの座敷も同時に開いた

「あれ?」
見知った顔の男性に見た事ない若いオンナ

呆然と立つのは桜哉だった

「茉莉花大丈夫か?」
そう茉莉花のヨロッと傾いた背中をうしろから支えたのはテッ
いかにもビジュアル系丸出しのテツ髪は赤黒
筋肉質な身体細いジーンズに黒のシャッ
眉はなくでもそれなりのイケメン


茉莉花は「こんにちはー✋」とご挨拶
酒で斜めに傾いたからだで
元気良く敬礼をして桜哉をみるそんな茉莉花の顔はクマモン(●゚(エ)゚●)みたいなあどけない表情でニッコニコ

桜哉は大きく目を開く

「茉莉花コイツ誰だ‼」
強い口調で桜哉はテッをにらみつける。

「え?この人はぁ👉テツくんでぇすカッコイイっしょ」

「茉莉花ちゃん彼はだれ?」

テツが茉莉花に問かけるが
茉莉花はソワソワ頭に入らない
急に腹が忙しくなってきていた
それどころじゃない
「あーヤバイと ちゃうか
漏らしちゃう!テツ君トイレまでオンブオンブ」

テッが前にかがみ茉莉花をオンブしょうとすると

桜哉がテッを押しのけ茉莉花をおぶった
この際どっちでもいい
「ヤバイヤバイ急いで〜
うんこかもしれない」

「は?うん・・・こ」

茉莉花は鼻をツマミながらあしで桜哉の腰を勢いよく叩く

クソまみれになるのを恐れた桜哉は競馬馬のようにあっちはしりこっちはしり
「あーくそくそくそ」
急かす茉莉花に桜哉は慌てる
「トイレってどこだ」

見かねたスタッフがトイレを指さす👉です

茉莉花をトイレに詰め込むとホッとしながら
手をクンクン
臭くない事にまたまたホッとする
トイレからはブッブッブッブーン
臭そうな時報をしらせるような屁の音がする

「茉莉花だ」
桜哉はしっかり屁の音を聞いたが酔っ払いのする屁だノーカンノーカン
トイレの前で腕を組み立っていると

「社長‼️」
そう呼びかけてきたのは紫乃だった


━━━紫乃と桜哉━━━━━

「アレ君はたしか」
偶然会社の廊下ですれ違う

「はい、社長が良くお弁当を買いにいらしていた作の屋の・・」

「ああ、そうそう
でもどうして君が?店は?」
紫乃はニッコリとして答えた

「店は兄と兄嫁が切り盛りしています
私今年入社したんです
まさか社長さんだなんて知りませんでしたビックリです

学生の間私は作の屋でバイトしていたんです。」


「ああそうか
又通わせてもらうよ
お兄さんに宜しく伝えて下さい
それによくおまけしてもらっていたね
味噌汁なんて最高に美味かった」
案外紫乃はしたたかなオンナだった、桜哉が社長としりつつ
入社してきたのだから

「兄も喜びます
味噌汁はこだわって
味噌は自家製なんですよ」

「ほう」
桜哉はこだわりの味噌と聞いて
なるほどと思った。

「今、料亭も再開してますし
いらしてください兄も喜びます。」

「ああ、是非」

「そうだ今日商談があるんだ
若い社長みたいだから
君もくるか?勿論田中とかもいるが、相手若くて話しが合わない気もするし君なら若いからいいかも、勿論無理にはいわないよ」

「えー嬉しいデスわかりました
私接客にもなれてますし
お役にたてるかもです。」
と言う訳で商談に紫乃も急遽加わった
そんな流れで

「社長」
紫乃が慌ててやって来た

「向こうの社長さんがお帰りですよ
お見送りしないと」

「しかし茉莉花が」
桜哉は茉莉花をみた

「私が付いていますから
社長はお見送りしてください」
と紫乃が茉莉花のトイレへと向かう

「ああ、ありがとう
じゃあたのんだよ」

「はい、!」
数分後
茉莉花がヨロヨロと姿を見せる
そんな茉莉花を一瞥すると紫乃は思いっきりため息を吐く


「はぁ😮‍💨ーあなた何やってんの、社長に迷惑かけて
何様」
トイレからヨロヨロと出てきた茉莉花に紫乃はキツイ目をして睨んだ

イチャモンつけられた茉莉花は
負けず嫌いがフツフツと湧き上がる

「は?アンタ誰?
なんで私にいちゃもんつけるん?
出るもんは出さなきゃ、しかもウンコ
溜めておけない」

負けずに茉莉花も睨み返す


「いいから行くわよ
社長にたのまれたんだから」

紫乃は茉莉花の腕をグッと掴み
サッサッサーとあるきはじめる

「イッター離してよ」
酒に酔い足がもつれた茉莉花は
引きづられるように歩く
かべにあたったりつまづいたりしてアザや傷が出来ている


「ちょっと、ウチの子になにしてくれてんのよ」

御局様の威厳たっぷりに愛佳が叫ぶ

「あんまり遅いから見にきたのよ」
愛佳も紫乃をにらむ


丁度接待を終えた桜哉が田中秘書をしたがえて部屋に戻ろうとした時でくわした

「紫乃どうした?」
桜哉が愛佳と紫乃のあいだに割りこんできた
「し、社長この人が👉
彼女を支えていたのに
言いがかりをかけてくるんです」

「ちがうわ、茉莉花の腕を引きづっていたから止めさせただけよ」

「ウッ私社長に頼まれたから
部屋までつれていこうとしただけです」
目からポロリとなみだがおちる。

「嘘言うな
私、手が痛かったし足ももつれて何回も転けたんだから」
茉莉花も声をあげる

「酷ーい」
紫乃は桜哉の背中に隠れるように弱弱しく涙を流した

「茉莉花、紫乃は君を助けてくれようとしたんだ
そんな言い方はないだろ」
桜哉も茉莉花の失礼な態度に
躾けるように諭してくる

田中秘書は眼鏡をクイッとあげながら様子を伺っていた

確かに茉莉花の膝からは血が滲んで見える膝下の方にタラりと血のあとがみえた

腕を見ると赤く締めたような
跡がある。
茉莉花と愛佳の言ってる事が真実の様におもえる。

「社長、人も沢山いらっしゃいます
ここは引き下がりましょう」

「ああ」
憤慨しながらも桜哉も田中の意見に賛成した

「行くぞ」
桜哉は茉莉花と愛佳を睨むように呟く
その言葉に紫乃も田中も従うように桜哉の後を着いて店を出た

田中の運転する社用車に乗り込むと紫乃に向かって桜哉はささやいた「嫌なおもいさせて悪かったね」

紫乃はクビをブンブンとふって
「大丈夫です
庇って頂いてありがとうございます」


後部座席の2人の会話を聴きながらバックミラーで田中は二人を覗き見る

紫乃は桜哉にピッタリとくっついて見える、田中は
「社長、」
と言うと察したのか桜哉はツツイと紫乃から離れる
紫乃は眼力を入れて田中を睨む




















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