🐯PIeSe merry me
🐑「遅かったな、なんかあった?」
KAIは愛佳に聞いた
「茉莉花変なんに、からまれてて
見に行ってよかったワ」
と言ったのもつかの間
「ウワッ怪我してない?」
愛佳は茉莉花の足と手を見て叫んだ
「ちょっと飲み過ぎて転んだんですよ
大した事ないですからー」
ホントは桜哉んとこの彼女に引っ張られて足がもつれてコケたんだけどややこしくなるから言わない
気の強い愛佳さんなら仕返ししかねない
「茉莉花タダだからって飲みすウッ」
茉莉花は慌てて愛佳の口をふさぐ
「雰囲気壊しちゃダメですよ」
愛佳の説教にはなれていたが長い愚痴から始まって中々終わらない
茉莉花は愛佳に
「説教は後でききます。」
と耳打ちしていて、ブンブンとヴアイブのなるスマホに気付かない
「どうしました?」
田中はスマホを睨む桜哉に声をかける。
2人は先程、作の屋で紫乃を降ろして
会社に戻っていた
「茉莉花の奴出ないんだよ
あんな若い男と飲んでるなんてばかじゃないのか?」
「別に女性もいらしたじゃないですか、2人っきりとは言えません多分職場の方々では?茉莉花さんから言わせれば社長も女連れには間違いないのでは?」
「俺は違うし、田中もいたし
仕事だ、接待だし」
「なのに?紫乃さんを呼んだのは?」
不快そうに田中が聞いてくる
「相手の社長が若いと聞いたから若い人がいた方が話が合うと思ったからだよ」
「確かに接待は彼女の接し方も良かったですよ、クライアントの社長も社長とあんまり変わらない年齢じゃありませんかならば瑞希でも良かったのでは?
何故に部外者の彼女を・・」
「丁度会ったからだよ」
ぶっきらぼうに桜哉は応える
見ようじゃ言い訳にしか聞こえない
「彼女は嘘を言っていました
茉莉花さんは足を怪我されていて 手も手形が付いていました
茉莉花さんの言ってることが正しいと私は判断します」
「は?怪我」
「あきれましたね、気づかれなかったのですか?茉莉花さんも酔われていたので故意か
どうかは判断できませんが
茉莉花さんの言われる事が信用出来るかと」
桜哉はしばらく考えていたが
頭に来たように言い放つ
「男と呑んでたんだぞ」
それを聞いた田中はヤレヤレと思う
「若いうちはそれもありでしょう社会勉強です
お付き合いもそれなりに大事ですよ社会人になられたのですから」
「・・・ウググ」
桜哉は又携帯を穴が空くくらい見つめ又呼び出し音を響かせる
「たのしいんですよ、若い時ってそうだったでしょう」
モテモテの社長のヤキモチは見るに見兼ねてしまうヤレヤレ
「俺と居る時より楽しいのか?」
桜哉はボソッと携帯目掛けて呟いた。
「あー楽しかったー
こんなに楽しかったの久しぶり
最後に
バンドの皆で、“日々泣き“を歌ってくれた時、店前で沢山スマホ掲げた人達がいましたねー
生歌はじめてききましたよー」
KAIはギターを持ってNTubeで配信をした、お店から宣伝にもなるならと許可をもらって
配信を見た人が想像よりも多くKAIがいるとゆう噂は瞬く間にながれ店の前は人だかりの山になった。
KAIは今やテレビの歌番組にも
出演出来る様になっていた
事務所も決まり、路上ライブ
をしなくても大きなステージを
踏めるようになった
「愛佳さん頑張った甲斐ありましたね」
茉莉花がささやくと
愛佳は小さくうなずいた
「俺心配だからも一回
あの店行ってくるワ」
桜哉は携帯を持ち立ち上がる
「あ、私もお供します
社長だけじゃヤバそうですし」
そう言って田中も立ち上がった
ん“ん“んっ桜哉は、気難しそうな顔をするが田中がいれば何となく安心する
「いやに人多いな
さっきまではそんな人多くなかったのにな」
キャーキャー
ドンッ💥
「いたた」
桜哉と田中に中高生らしき女子がぶっかりながら走っていく
「これはあぶないですよ
店の前、人だかりで進めませんよ」
田中は首をニョキニョキのばし
EXILEのダンスのように体を回す、つられて俺もからだをまわす後ろを見ると同じ体制の奴らばかり💃
スマホをかかげた人達はキャーキャー言ってるから有名人が居るのには違いない
「さっきまで俺ら、あの店の中いたよな
有名人いたっけ?」
「さぁ?」
田中も首を傾げた、ハテナが俺の頭にも田中の頭にも・・・!
その後沢山の拍手喝采の後
アンコール、アンコールの叫びが上がるスタンディングオーベーションなのだろうがキャーキャーワーワーで何も聞こえない
「もうどうしますか?」
田中は長くかかるだろうと見切ってきた
「近くのカフェでお茶でもするか」
俺が提案すると帰る気がないのだろうと案じた田中はフウーッと深い溜息をつく
時が過ぎパラパラと人が居なくなる頃
1台の、大きめの黄色いバンが店の裏口からでてきた
と入れ違いに桜哉と田中は店に入って行く
が
茉莉花の姿もあの若い男もいなかった
・・・・
「もう帰ったあとか?」
桜哉はしつこく電話をかけはじめた
田中が桜哉の携帯を握ってくる
「もう、諦めましょう
執拗いと嫌われますよ
引き際も肝心です」
「ウググしかし」
桜哉は中々諦めない!
しまいには携帯をバン⚡️と投げた
ヤレヤレそんなに好きならハッキリうちあければいいのに
田中は投げ捨てられた携帯をパンパンとホコリを祓うと
桜哉に
「どうぞ」
と手渡した
「すまん」
桜哉は気まずそうにポケットに携帯を突っ込んだ
「さっきから携帯鳴ってない?」
愛佳の指摘に
「あぁそういえば・・
気づかなかった」
とバックからおもむろに携帯を出すと
長い長い着信歴が連なる
「なんだろ?
なんかあったんか?」
茉莉花が呟きながら折り返し電話をかけた2回のコール音がなる
桜哉は部屋でビールを呑んでいた。携帯がテーブルの上で緑のライトを放ち震えていた
チッ舌打ちをしながら苦々しく携帯を手に持って
「あと10回鳴ったら出てやる」
何のプライドが邪魔しているのか桜哉は息巻いていた4回までコール数えていたがアレ?
ブチッとコール音は止まった
そんな小さい事にこだわりながら又かかってくるだろうと両手でテーブルに肘をつき携帯を抱える、1分、5分、10分、30分
遂には1時間
イライラもMAX
最後にはソファで朝を迎えていた
「昨日電話したー?」
我慢できず、桜哉が折れて電話をかけると
今起きましたみたいなかすれ声で茉莉花が出た
「茉莉花どこ行ってた
まさか浮気じゃないよな?」
「え?浮気?
意味わからん、じゃあね」
「待て待て待て!切るな」
慌てふためいて桜哉は大声をはりあげた
茉莉花は携帯を耳から放つ
「うっせーぇ」
耳にキンキン響く桜哉の声、思わず携帯をバッと耳から離して小さく呟く
「昨日アイツといたのか?」
「アイツ?・・・
ああNチューバのKAIさん?の事」
「Nチューバがいたのか?」
「そうそう
何時の間にか人だかりが出来て大変だったー
五曲歌ってくれて、よかったよー桜哉も聞いてた?」
そんな弾んだ声に不機嫌極まりない桜哉は
「そんな好きならアイツにするか?」
「へ?無理、KAIさんには
愛佳さんという婚約者がいるもん」
「アイツ若そうだったのに
婚約者がいるのか?」
「若い?桜哉よりは若いけど
30だよ」
「30?25ぐらいにしか見えなかったけど」
「あ〜もしかして」
と思ったが慌てて口を塞いだ
テツ君と間違えてる?
「な〜んだそうかそうか
なら良いんだじゃあな」
急に頭の上の重たい石を下ろしたかのような桜哉の弾んだ声に
“たんじゅーん“
クククと笑う茉莉花だった。
久しぶりに会った里津にこの騒動を伝えると
「え“KAIと知り合い」
と羨ましがられ紹介してと迫られたがお断りした
せっかく上手くいってる愛佳先輩とKAIさんが別れたら困る
長年KAIさんを支えて来た愛佳先輩を悲しませたくないのだ
というのは里津はキャバクラでNO Iの座に座っている
友人の私でも色っぽいとおもうのだ
「そんなことしないよー」
と言うが
「アンタ最近綺麗すぎる」
「え??
何言ってんの
そんなん狙うならとうにあんたの彼氏モドキねらうわよ」
『そりゃそうか笑、桜哉は社長だし祖父はあの名高い加納一大、商社に務めるキャバ客の面々は常に加納様と呼んでよく話に出て来るらしい』
「で、で、どうなの?
アンタら、付き合ってんの?
この間まで彼、浮気ばかりしてたじゃん
ても茉莉花の事は本命みたいだったじゃん、付き合ってんの?」
繰り返し付き合ってんの?と聞いてくる里津
「まさかさぁ、里津ってば桜哉の事狙ってんの?」
「そりゃ太客になりそうだし
アンタの彼氏じゃないなら
頂こうかなぁ
親友の彼氏をとりたくないからさ、茉莉花かいらないなら
グイグイいこうかな
下ゆるそうだし、金持ってそうだし、どうなの?」
茉莉花は目の前に置かれたAppleティを口元に運びながら言うゴクッ1口飲むと
「初めは、大好きだったな
・・・今はあんまり気にしたことないかも」
「すきじゃないの?」
里津は目を輝かせながらきいてくる
「どうなの?どうなのよ
私、もらっちゃってイイの」
「うーんそれは桜哉次第よ
好きか嫌いか聞かれたら好きなうちにはいるよ
デモ
彼が里津がいいっていうなら
そうなんじゃない
彼の気持ちも良く分からないし」
里津は茉莉花の話を聞いて赤い唇をコーヒーカップから離すと明るく言った。
「そう、
じゃあもーらいッ
恨まないでよ茉莉花」
里津は機嫌よく茉莉花の肩を叩いて
「心配しなさんな
彼は私がしあわせにするから」
と上機嫌に、ブランドのバックを持って
「又連絡するね
アリガト茉莉花✋」
と言ってカフェをウキウキしながら出て行った。
「まぁそれもアリか」
ランチタイムが過ぎたカフェは客もまばら、一人取り残された茉莉花はボーっと街行く人を見つめていながら
あんな手強い彼氏茉莉花の手には負えないと内心思っていた
里津になびくなら
それもヨシ
お互いそれくらいの気持ちしか無かった事だ
踏ん切り付けられて今度こそ桜哉と離れられる。
「あースッキリするワ」
クビをゴキッゴキッとならすと
お会計をしに伝票を持って立ちあがる
KAIは愛佳に聞いた
「茉莉花変なんに、からまれてて
見に行ってよかったワ」
と言ったのもつかの間
「ウワッ怪我してない?」
愛佳は茉莉花の足と手を見て叫んだ
「ちょっと飲み過ぎて転んだんですよ
大した事ないですからー」
ホントは桜哉んとこの彼女に引っ張られて足がもつれてコケたんだけどややこしくなるから言わない
気の強い愛佳さんなら仕返ししかねない
「茉莉花タダだからって飲みすウッ」
茉莉花は慌てて愛佳の口をふさぐ
「雰囲気壊しちゃダメですよ」
愛佳の説教にはなれていたが長い愚痴から始まって中々終わらない
茉莉花は愛佳に
「説教は後でききます。」
と耳打ちしていて、ブンブンとヴアイブのなるスマホに気付かない
「どうしました?」
田中はスマホを睨む桜哉に声をかける。
2人は先程、作の屋で紫乃を降ろして
会社に戻っていた
「茉莉花の奴出ないんだよ
あんな若い男と飲んでるなんてばかじゃないのか?」
「別に女性もいらしたじゃないですか、2人っきりとは言えません多分職場の方々では?茉莉花さんから言わせれば社長も女連れには間違いないのでは?」
「俺は違うし、田中もいたし
仕事だ、接待だし」
「なのに?紫乃さんを呼んだのは?」
不快そうに田中が聞いてくる
「相手の社長が若いと聞いたから若い人がいた方が話が合うと思ったからだよ」
「確かに接待は彼女の接し方も良かったですよ、クライアントの社長も社長とあんまり変わらない年齢じゃありませんかならば瑞希でも良かったのでは?
何故に部外者の彼女を・・」
「丁度会ったからだよ」
ぶっきらぼうに桜哉は応える
見ようじゃ言い訳にしか聞こえない
「彼女は嘘を言っていました
茉莉花さんは足を怪我されていて 手も手形が付いていました
茉莉花さんの言ってることが正しいと私は判断します」
「は?怪我」
「あきれましたね、気づかれなかったのですか?茉莉花さんも酔われていたので故意か
どうかは判断できませんが
茉莉花さんの言われる事が信用出来るかと」
桜哉はしばらく考えていたが
頭に来たように言い放つ
「男と呑んでたんだぞ」
それを聞いた田中はヤレヤレと思う
「若いうちはそれもありでしょう社会勉強です
お付き合いもそれなりに大事ですよ社会人になられたのですから」
「・・・ウググ」
桜哉は又携帯を穴が空くくらい見つめ又呼び出し音を響かせる
「たのしいんですよ、若い時ってそうだったでしょう」
モテモテの社長のヤキモチは見るに見兼ねてしまうヤレヤレ
「俺と居る時より楽しいのか?」
桜哉はボソッと携帯目掛けて呟いた。
「あー楽しかったー
こんなに楽しかったの久しぶり
最後に
バンドの皆で、“日々泣き“を歌ってくれた時、店前で沢山スマホ掲げた人達がいましたねー
生歌はじめてききましたよー」
KAIはギターを持ってNTubeで配信をした、お店から宣伝にもなるならと許可をもらって
配信を見た人が想像よりも多くKAIがいるとゆう噂は瞬く間にながれ店の前は人だかりの山になった。
KAIは今やテレビの歌番組にも
出演出来る様になっていた
事務所も決まり、路上ライブ
をしなくても大きなステージを
踏めるようになった
「愛佳さん頑張った甲斐ありましたね」
茉莉花がささやくと
愛佳は小さくうなずいた
「俺心配だからも一回
あの店行ってくるワ」
桜哉は携帯を持ち立ち上がる
「あ、私もお供します
社長だけじゃヤバそうですし」
そう言って田中も立ち上がった
ん“ん“んっ桜哉は、気難しそうな顔をするが田中がいれば何となく安心する
「いやに人多いな
さっきまではそんな人多くなかったのにな」
キャーキャー
ドンッ💥
「いたた」
桜哉と田中に中高生らしき女子がぶっかりながら走っていく
「これはあぶないですよ
店の前、人だかりで進めませんよ」
田中は首をニョキニョキのばし
EXILEのダンスのように体を回す、つられて俺もからだをまわす後ろを見ると同じ体制の奴らばかり💃
スマホをかかげた人達はキャーキャー言ってるから有名人が居るのには違いない
「さっきまで俺ら、あの店の中いたよな
有名人いたっけ?」
「さぁ?」
田中も首を傾げた、ハテナが俺の頭にも田中の頭にも・・・!
その後沢山の拍手喝采の後
アンコール、アンコールの叫びが上がるスタンディングオーベーションなのだろうがキャーキャーワーワーで何も聞こえない
「もうどうしますか?」
田中は長くかかるだろうと見切ってきた
「近くのカフェでお茶でもするか」
俺が提案すると帰る気がないのだろうと案じた田中はフウーッと深い溜息をつく
時が過ぎパラパラと人が居なくなる頃
1台の、大きめの黄色いバンが店の裏口からでてきた
と入れ違いに桜哉と田中は店に入って行く
が
茉莉花の姿もあの若い男もいなかった
・・・・
「もう帰ったあとか?」
桜哉はしつこく電話をかけはじめた
田中が桜哉の携帯を握ってくる
「もう、諦めましょう
執拗いと嫌われますよ
引き際も肝心です」
「ウググしかし」
桜哉は中々諦めない!
しまいには携帯をバン⚡️と投げた
ヤレヤレそんなに好きならハッキリうちあければいいのに
田中は投げ捨てられた携帯をパンパンとホコリを祓うと
桜哉に
「どうぞ」
と手渡した
「すまん」
桜哉は気まずそうにポケットに携帯を突っ込んだ
「さっきから携帯鳴ってない?」
愛佳の指摘に
「あぁそういえば・・
気づかなかった」
とバックからおもむろに携帯を出すと
長い長い着信歴が連なる
「なんだろ?
なんかあったんか?」
茉莉花が呟きながら折り返し電話をかけた2回のコール音がなる
桜哉は部屋でビールを呑んでいた。携帯がテーブルの上で緑のライトを放ち震えていた
チッ舌打ちをしながら苦々しく携帯を手に持って
「あと10回鳴ったら出てやる」
何のプライドが邪魔しているのか桜哉は息巻いていた4回までコール数えていたがアレ?
ブチッとコール音は止まった
そんな小さい事にこだわりながら又かかってくるだろうと両手でテーブルに肘をつき携帯を抱える、1分、5分、10分、30分
遂には1時間
イライラもMAX
最後にはソファで朝を迎えていた
「昨日電話したー?」
我慢できず、桜哉が折れて電話をかけると
今起きましたみたいなかすれ声で茉莉花が出た
「茉莉花どこ行ってた
まさか浮気じゃないよな?」
「え?浮気?
意味わからん、じゃあね」
「待て待て待て!切るな」
慌てふためいて桜哉は大声をはりあげた
茉莉花は携帯を耳から放つ
「うっせーぇ」
耳にキンキン響く桜哉の声、思わず携帯をバッと耳から離して小さく呟く
「昨日アイツといたのか?」
「アイツ?・・・
ああNチューバのKAIさん?の事」
「Nチューバがいたのか?」
「そうそう
何時の間にか人だかりが出来て大変だったー
五曲歌ってくれて、よかったよー桜哉も聞いてた?」
そんな弾んだ声に不機嫌極まりない桜哉は
「そんな好きならアイツにするか?」
「へ?無理、KAIさんには
愛佳さんという婚約者がいるもん」
「アイツ若そうだったのに
婚約者がいるのか?」
「若い?桜哉よりは若いけど
30だよ」
「30?25ぐらいにしか見えなかったけど」
「あ〜もしかして」
と思ったが慌てて口を塞いだ
テツ君と間違えてる?
「な〜んだそうかそうか
なら良いんだじゃあな」
急に頭の上の重たい石を下ろしたかのような桜哉の弾んだ声に
“たんじゅーん“
クククと笑う茉莉花だった。
久しぶりに会った里津にこの騒動を伝えると
「え“KAIと知り合い」
と羨ましがられ紹介してと迫られたがお断りした
せっかく上手くいってる愛佳先輩とKAIさんが別れたら困る
長年KAIさんを支えて来た愛佳先輩を悲しませたくないのだ
というのは里津はキャバクラでNO Iの座に座っている
友人の私でも色っぽいとおもうのだ
「そんなことしないよー」
と言うが
「アンタ最近綺麗すぎる」
「え??
何言ってんの
そんなん狙うならとうにあんたの彼氏モドキねらうわよ」
『そりゃそうか笑、桜哉は社長だし祖父はあの名高い加納一大、商社に務めるキャバ客の面々は常に加納様と呼んでよく話に出て来るらしい』
「で、で、どうなの?
アンタら、付き合ってんの?
この間まで彼、浮気ばかりしてたじゃん
ても茉莉花の事は本命みたいだったじゃん、付き合ってんの?」
繰り返し付き合ってんの?と聞いてくる里津
「まさかさぁ、里津ってば桜哉の事狙ってんの?」
「そりゃ太客になりそうだし
アンタの彼氏じゃないなら
頂こうかなぁ
親友の彼氏をとりたくないからさ、茉莉花かいらないなら
グイグイいこうかな
下ゆるそうだし、金持ってそうだし、どうなの?」
茉莉花は目の前に置かれたAppleティを口元に運びながら言うゴクッ1口飲むと
「初めは、大好きだったな
・・・今はあんまり気にしたことないかも」
「すきじゃないの?」
里津は目を輝かせながらきいてくる
「どうなの?どうなのよ
私、もらっちゃってイイの」
「うーんそれは桜哉次第よ
好きか嫌いか聞かれたら好きなうちにはいるよ
デモ
彼が里津がいいっていうなら
そうなんじゃない
彼の気持ちも良く分からないし」
里津は茉莉花の話を聞いて赤い唇をコーヒーカップから離すと明るく言った。
「そう、
じゃあもーらいッ
恨まないでよ茉莉花」
里津は機嫌よく茉莉花の肩を叩いて
「心配しなさんな
彼は私がしあわせにするから」
と上機嫌に、ブランドのバックを持って
「又連絡するね
アリガト茉莉花✋」
と言ってカフェをウキウキしながら出て行った。
「まぁそれもアリか」
ランチタイムが過ぎたカフェは客もまばら、一人取り残された茉莉花はボーっと街行く人を見つめていながら
あんな手強い彼氏茉莉花の手には負えないと内心思っていた
里津になびくなら
それもヨシ
お互いそれくらいの気持ちしか無かった事だ
踏ん切り付けられて今度こそ桜哉と離れられる。
「あースッキリするワ」
クビをゴキッゴキッとならすと
お会計をしに伝票を持って立ちあがる