🐯PIeSe merry me
🐑さっきまでいた南国と景色は全然ちがくて高層ビルの谷間を車は走る。
桜哉は取引の内容を会長に報告する為、契約書を確認していた
「はい、はい、」
田中が電話しているのが分かる、額に汗を垂らしフキフキしながらかなり焦っている様子
「どうした田中?」
パソコンを開いたまま桜哉が尋ねる
「はい︎՞ ՞、一応社長に聞いて
折り返し電話差し上げます…。」
助手席に座る田中は桜哉に
「あのーォ会長が今日お見合いを設定したからそのまま
KINGホテル迄、来るようにとの事ですが
どう致しましょう」
桜哉は黙って目を見ひらいた
「今日、いまから?」
「はい、強制突破されたようで、会長も我慢出来なかったんでしょう、いかがなされますか?」
桜哉は落ち着かない様子で思案していた。
「田中なんか良い考えはないか?」
「俺がマザコンのフリとか
ゲイが好きとか な‼
考えろ‼」
「いえどちらも、会長が御一緒となれば恥をかかせるわけにも行きません」
2人は車の中でう〜〜んと唸りながら考えていた
「まだ茉莉花にプロポーズもしてないから会長に紹介もできん」
「ですね」
田中も頷いた
「あのーぉ、会長から何としても連れて来いと私も受け賜っております」
桜哉のお抱え運転手は困ったように言う
「私も立場がございます会長の信頼を無下にしたくありませんので直行させていただきます。」
「は?君は私の部下だぞ
どういう意味か分かっているのか❓」
「は꜆꜄꜆そういわれましてもー
私には身重の妻がいまして
生活がありますしクビになる訳には行きません・・・」
「だったら君も考えてくれ絶対
回避しなければならない事だ
言わば私の一大事だ‼
と言う事は君の一大事て話だ‼」
そう言われて運転手も悩み出した
黙っていれば良かったと冷や汗を流す、こちとらクビはまぬがれたい女房は妊娠3ヶ月、今から金がかかる時期
う〜んう〜んと三人は頭を抱える!
「あ、運転手が道か分からなくなったってのはどうだ」
と桜哉
「いえ、彼は優秀なタクシードライバーです、それを見こんで雇用になっています会長もご存知ですそもそも会長自ら
お客になって無理難題をいいつけての合格なのですから
彼は優秀です。」
桜哉の運転手は田中の言葉にホッと胸をなでおろした
自分のせいにされては困る
のがホンネ
三人は亀の甲羅を寄せるように
頭を寄せながら考える
三人寄れば文殊の知恵と言うがなんの知恵も浮かばないトホホ
車は遂にホテルの車回しに到着
なすすべもなく
桜哉と田中はフロントまで歩く
そして、加納一大の用意した見合いの場所へと嫌々ながら足を進める
2人の足は重い
見合い話を断る理由を考える𓈒𓂂𓏸思い付かない
「当たって砕けろです
もうここまで来たのですから
もしかして良いお嬢様かも知れませんし・・・」
「ぉぅ⤵」
桜哉も気の重い感じ
”コンコン”
ガチャリと開いたドアには
ふっくらとした面長可愛らしく歳をとった桜哉の祖母雪乃が若草色の着物を着て黄色いおびをピシッと締めてホッコリと笑った
「桜哉、案外早かったわね」
と優しい笑顔で迎えてくれた
「田中さんもご苦労さま」
雪乃は秘書の田中をもねぎらった。
祖母である雪乃の悪口など誰からもきいたことがない
優しくておおらかで・・・
に対して祖父の加納一大は年寄りのくせにワガママで頑固ジジイ
ソファーにドドンと腰を下ろし開いた股間に杖をギュッと握り
偉そーにしている
「ようきてくれた」
しゃがれた声も嬉しそうに弾む
雪乃が一大の隣に腰を下ろした
「もうすぐみえるわよ」
にこやかに雪乃が微笑めば田中も桜哉も笑えない引きつった苦笑いを返す。
暫くしてノックの音がする
すかさず田中が立ち上がる
「どうぞお入りください」
丁寧な所作で桜哉の見合い相手と思われる女性とその母親らしき人物を中にすすめる
赤い質の良さそうな振袖をきて
今時の薔薇をかたどった帯結びをして髪も三つ編みをアレンジしたように結い上げて中々の美人
対して母親もしっとりとしたグレーの訪問着を着ていた40代後半か?母親もとても綺麗にみえる彼女も彼女の母親も
やはりお嬢様育ちと言う感が第一印象だ
田中は、茉莉花と比べてみる
茉莉花はチャースと言ってポッキーかアイスをボリボリベロベロする印象しか思い浮かばない
田中は茉莉花を思い出し口元がツイニヤニヤしてしまう。
「まあまあようこそ」
雪乃が前に出て深く頭をさげる
「娘の優梨愛 です」
付き添いの母親らしき女性が中にいる全員に声をかけ娘を紹介いする
「主人も加納様にご挨拶したがっておりましたがあいにく海外での仕事で難しく
宜しく伝えてくれと申し使っております」
しなしなと頭を下げる母娘に一大は
「そうかそうか
男は仕事が第一だ気にせんでいい、して娘ごは幾つじゃ」
すずをころがしたような
可愛らしい声で
「優梨愛ともうします
24歳になりました」
田中と雪乃は桜哉を同時に見る✨
中々の可愛らしい美人桜哉はどう出るか心配の様だ
「どうじゃ桜哉
わしは気に入ったぞ」
一大が声をはりあげて笑うと
桜哉もこまり顔をする
どう答えていいか分からない
「ま、まあまあ、今会ったばかりだしね、ねえ田中」
田中はなぜ俺に振る?と疑問を感じつつ
「エ?あ、はい」と答える
雪乃は桜哉に助け船をだしたのだ
桜哉が優梨愛を見ると優梨愛は
顔を赤くした。
和やかに時間は進んだ昼食も終わり、後は若い人だけでと
お決まりのコース
桜哉は優梨愛をさそう
「珈琲でも飲みませんか」
「はい」
と優梨愛も席を立ち二人で部屋を出て行った。
凛とした桜哉の後を静々と優梨愛もついて行く
「なんかお似合いね」
と言う雪乃に
「は՞ ՞ぁ」
と田中は答える
メガネをずらして汗を拭く田中の心中を知らず
「もう、キマリじゃなぁ
ハッハッハめでたいめでたい」
と一大は上機嫌
正直このまま二人の縁談が進めば田中はどんなに楽だろうと思う。
「わあ、ほんとに?凄ーい」
「うん、結婚式には茉莉花も必ず来てよ」
その日は偶然にも結婚式をホテルで上げるための試食会に
KAIが地方に行った為急遽愛佳は茉莉花を誘った
エレベーターを下りる優梨愛と桜哉
エレベーターを待つ茉莉花と愛佳
エレベーターが開くと2人は・・・ㅇ_ ㅇ
・・・・・⚆_⚆
「ホラ茉莉花いこ」
と愛佳は茉莉花の手を引いた
「桜哉さんどうしました?」
優梨愛も桜哉の真っ白になって突っ立っ桜哉に声をかける。
桜哉が優梨愛にうながされるままボーっとエレベーターを下りる
桜哉がハッとして振り返ると無常にもエレベーターは上昇して行った
幾つも並ぶエレベーターがあるのに同じエレベーターで顔をあわせるとはついていない
「茉莉花どうしたの?あの子知り合い?」
「はい、ちょっとビックリしましたー」
「なんかお見合いな感じだったね、彼女振袖だったし
で、声かけ無かったの?」
愛佳は振袖を着た優梨愛と茉莉花が知り合いと思ったようだった
「まあ、そんなトコですかね」
と苦笑い
いまは愛佳の結婚式に出る食事の試食会だ気持ちを切り替えて
楽しむ事にした
次々に運ばれてくる料理を堪能する
「愛佳さん、凄く美味しい」
茉莉花のクルリと丸い目が愛佳を上目遣いで見る
「茉莉花
あんたは意味無くみてるんだろうけどその上目遣い勘違いされるレベルよ」
「え?」
茉莉花は驚いた声をあげる
「女の私でもゾクって来るわよ」
「やだぁ、そんな趣味ないです」
「あってたまるか‼」
茉莉花と愛佳は目を合わせて笑う
知らない人がみたら仲のいい姉妹に見える事だろう。
桜哉は取引の内容を会長に報告する為、契約書を確認していた
「はい、はい、」
田中が電話しているのが分かる、額に汗を垂らしフキフキしながらかなり焦っている様子
「どうした田中?」
パソコンを開いたまま桜哉が尋ねる
「はい︎՞ ՞、一応社長に聞いて
折り返し電話差し上げます…。」
助手席に座る田中は桜哉に
「あのーォ会長が今日お見合いを設定したからそのまま
KINGホテル迄、来るようにとの事ですが
どう致しましょう」
桜哉は黙って目を見ひらいた
「今日、いまから?」
「はい、強制突破されたようで、会長も我慢出来なかったんでしょう、いかがなされますか?」
桜哉は落ち着かない様子で思案していた。
「田中なんか良い考えはないか?」
「俺がマザコンのフリとか
ゲイが好きとか な‼
考えろ‼」
「いえどちらも、会長が御一緒となれば恥をかかせるわけにも行きません」
2人は車の中でう〜〜んと唸りながら考えていた
「まだ茉莉花にプロポーズもしてないから会長に紹介もできん」
「ですね」
田中も頷いた
「あのーぉ、会長から何としても連れて来いと私も受け賜っております」
桜哉のお抱え運転手は困ったように言う
「私も立場がございます会長の信頼を無下にしたくありませんので直行させていただきます。」
「は?君は私の部下だぞ
どういう意味か分かっているのか❓」
「は꜆꜄꜆そういわれましてもー
私には身重の妻がいまして
生活がありますしクビになる訳には行きません・・・」
「だったら君も考えてくれ絶対
回避しなければならない事だ
言わば私の一大事だ‼
と言う事は君の一大事て話だ‼」
そう言われて運転手も悩み出した
黙っていれば良かったと冷や汗を流す、こちとらクビはまぬがれたい女房は妊娠3ヶ月、今から金がかかる時期
う〜んう〜んと三人は頭を抱える!
「あ、運転手が道か分からなくなったってのはどうだ」
と桜哉
「いえ、彼は優秀なタクシードライバーです、それを見こんで雇用になっています会長もご存知ですそもそも会長自ら
お客になって無理難題をいいつけての合格なのですから
彼は優秀です。」
桜哉の運転手は田中の言葉にホッと胸をなでおろした
自分のせいにされては困る
のがホンネ
三人は亀の甲羅を寄せるように
頭を寄せながら考える
三人寄れば文殊の知恵と言うがなんの知恵も浮かばないトホホ
車は遂にホテルの車回しに到着
なすすべもなく
桜哉と田中はフロントまで歩く
そして、加納一大の用意した見合いの場所へと嫌々ながら足を進める
2人の足は重い
見合い話を断る理由を考える𓈒𓂂𓏸思い付かない
「当たって砕けろです
もうここまで来たのですから
もしかして良いお嬢様かも知れませんし・・・」
「ぉぅ⤵」
桜哉も気の重い感じ
”コンコン”
ガチャリと開いたドアには
ふっくらとした面長可愛らしく歳をとった桜哉の祖母雪乃が若草色の着物を着て黄色いおびをピシッと締めてホッコリと笑った
「桜哉、案外早かったわね」
と優しい笑顔で迎えてくれた
「田中さんもご苦労さま」
雪乃は秘書の田中をもねぎらった。
祖母である雪乃の悪口など誰からもきいたことがない
優しくておおらかで・・・
に対して祖父の加納一大は年寄りのくせにワガママで頑固ジジイ
ソファーにドドンと腰を下ろし開いた股間に杖をギュッと握り
偉そーにしている
「ようきてくれた」
しゃがれた声も嬉しそうに弾む
雪乃が一大の隣に腰を下ろした
「もうすぐみえるわよ」
にこやかに雪乃が微笑めば田中も桜哉も笑えない引きつった苦笑いを返す。
暫くしてノックの音がする
すかさず田中が立ち上がる
「どうぞお入りください」
丁寧な所作で桜哉の見合い相手と思われる女性とその母親らしき人物を中にすすめる
赤い質の良さそうな振袖をきて
今時の薔薇をかたどった帯結びをして髪も三つ編みをアレンジしたように結い上げて中々の美人
対して母親もしっとりとしたグレーの訪問着を着ていた40代後半か?母親もとても綺麗にみえる彼女も彼女の母親も
やはりお嬢様育ちと言う感が第一印象だ
田中は、茉莉花と比べてみる
茉莉花はチャースと言ってポッキーかアイスをボリボリベロベロする印象しか思い浮かばない
田中は茉莉花を思い出し口元がツイニヤニヤしてしまう。
「まあまあようこそ」
雪乃が前に出て深く頭をさげる
「娘の優梨愛 です」
付き添いの母親らしき女性が中にいる全員に声をかけ娘を紹介いする
「主人も加納様にご挨拶したがっておりましたがあいにく海外での仕事で難しく
宜しく伝えてくれと申し使っております」
しなしなと頭を下げる母娘に一大は
「そうかそうか
男は仕事が第一だ気にせんでいい、して娘ごは幾つじゃ」
すずをころがしたような
可愛らしい声で
「優梨愛ともうします
24歳になりました」
田中と雪乃は桜哉を同時に見る✨
中々の可愛らしい美人桜哉はどう出るか心配の様だ
「どうじゃ桜哉
わしは気に入ったぞ」
一大が声をはりあげて笑うと
桜哉もこまり顔をする
どう答えていいか分からない
「ま、まあまあ、今会ったばかりだしね、ねえ田中」
田中はなぜ俺に振る?と疑問を感じつつ
「エ?あ、はい」と答える
雪乃は桜哉に助け船をだしたのだ
桜哉が優梨愛を見ると優梨愛は
顔を赤くした。
和やかに時間は進んだ昼食も終わり、後は若い人だけでと
お決まりのコース
桜哉は優梨愛をさそう
「珈琲でも飲みませんか」
「はい」
と優梨愛も席を立ち二人で部屋を出て行った。
凛とした桜哉の後を静々と優梨愛もついて行く
「なんかお似合いね」
と言う雪乃に
「は՞ ՞ぁ」
と田中は答える
メガネをずらして汗を拭く田中の心中を知らず
「もう、キマリじゃなぁ
ハッハッハめでたいめでたい」
と一大は上機嫌
正直このまま二人の縁談が進めば田中はどんなに楽だろうと思う。
「わあ、ほんとに?凄ーい」
「うん、結婚式には茉莉花も必ず来てよ」
その日は偶然にも結婚式をホテルで上げるための試食会に
KAIが地方に行った為急遽愛佳は茉莉花を誘った
エレベーターを下りる優梨愛と桜哉
エレベーターを待つ茉莉花と愛佳
エレベーターが開くと2人は・・・ㅇ_ ㅇ
・・・・・⚆_⚆
「ホラ茉莉花いこ」
と愛佳は茉莉花の手を引いた
「桜哉さんどうしました?」
優梨愛も桜哉の真っ白になって突っ立っ桜哉に声をかける。
桜哉が優梨愛にうながされるままボーっとエレベーターを下りる
桜哉がハッとして振り返ると無常にもエレベーターは上昇して行った
幾つも並ぶエレベーターがあるのに同じエレベーターで顔をあわせるとはついていない
「茉莉花どうしたの?あの子知り合い?」
「はい、ちょっとビックリしましたー」
「なんかお見合いな感じだったね、彼女振袖だったし
で、声かけ無かったの?」
愛佳は振袖を着た優梨愛と茉莉花が知り合いと思ったようだった
「まあ、そんなトコですかね」
と苦笑い
いまは愛佳の結婚式に出る食事の試食会だ気持ちを切り替えて
楽しむ事にした
次々に運ばれてくる料理を堪能する
「愛佳さん、凄く美味しい」
茉莉花のクルリと丸い目が愛佳を上目遣いで見る
「茉莉花
あんたは意味無くみてるんだろうけどその上目遣い勘違いされるレベルよ」
「え?」
茉莉花は驚いた声をあげる
「女の私でもゾクって来るわよ」
「やだぁ、そんな趣味ないです」
「あってたまるか‼」
茉莉花と愛佳は目を合わせて笑う
知らない人がみたら仲のいい姉妹に見える事だろう。