🐯PIeSe merry me


🐑「おれ、ちょっと食べようかな?」
桜佑が言うと

「お昼抜きでしたもんね
じゃあ私も同じ物を」
と切れ長のメガネの彼が言う
時計を見ると17;30を軽く回っていた丸い形のテーブル前に立つ茉莉花はニコニコと可愛らしい笑顔で、今日のオススメですとメニューを広げて見せて来た

桜哉をみて真壁瑞希は
「社長なににしますアッ‼」ヤバイ
真壁瑞希は慌てて田中に助けを求め自分の口をおさえた田中は

「そうだなぁ何食べようか」
平然と社長と口走った瑞希を庇うように
田中がメニューを受け取り

「社長どれも美味そうどれにします」
と田中が偉そうに答え桜佑にメニューを渡した



‎( ⊙⊙)!!.。oOは?この人2人は社長さん?
田中と桜佑を見て茉莉花はビビってしまう、社長と呼ばれる人にもいままで会った事がない。

実を言うと桜哉と桜佑は桜哉の方が三歳上の従兄弟同士

桜哉も会社は違うが加納家を名乗る富豪の一員、桜佑は本家の跡取り、桜哉は分家を名乗ってはいるが名の知れた香料会社の社長である。

これはまだ茉莉花には話したく無かった

気持ちで引かれたくないからもう少し茉莉花と距離をちぢめて話すつもりなのだ、世の中には順番ってのがある

「しゃちょ❌」
瑞希が口走りそうになると

桜哉が瑞希の足を踏みつける!
ギュウウウ

(+。+)イテッ

真壁が素知らぬ顔をして
「イテテテわ、私、パンケーキを՞
あ、それとアップルティー」

「俺はこのセット‼」
桜佑は、ポンと指を指す。

「ステーキセットですね。」


田中は
「桜佑社長と同じで」
わざと桜佑を強調して茉莉花をチラッと見て注文する。

.。oOエッ
・・は?この人桜哉さんとこの?社長さん?

桜哉さんの、会社の・・・?
誰がなんかわからなぁい頭ゴチャゴチャ
でも 社長さんとご飯なんて・・・
桜哉さんは役職持ち?
って事はお金持ち❓
あーあ勘違いな茉莉花は社長秘書長の田中を社長と認識してしまった

「オレはいつもので」
桜哉は、ニッコリとして茉莉花を見る

「はい。」

茉莉花もニッコリして桜哉を見る
━━❤💓💕━━
2人の間にお花畑が突如現る2人の世界が広がっていく

桜哉の連れの三人は・・・ん?
違和感を流石に感じた
ハッ

桜哉を見つめる茉莉花は我に返った、田中や瑞希、桜佑の視線を受けて分かりやすく頬をポッと染めて茉莉花はすこぶる慌てる

「え、えーと💦
ご注文を繰り返します
ステーキセットを、おふたつ
パンケーキを、おひとつ、オムライスセットをおひとつで
間違い無いでしょうか?」

「うん、ニッコリ」
桜哉は、又だらしない微笑みを向ける

茉莉花は注文をとるとハンディをエプロンのポケットに突っ込み厨房へと下がって行った


「ん、んんッ」
四人は顔を誰と無く向き合わせる
静寂の中に桜哉の、気まずい咳払いが響く


プププ
「オムライス?桜哉が?くうのか?おこちゃまか‼」

「桜佑笑うナ
お前もしょっちゅう食ってるよなチビ達と
ここの作るオムライスは
最高なんだ。」

桜哉の激変した態度と彼女のまん丸としたオメ目を見れば
何も言わなくても三人は
意図する事を理解した。


田中秘書.。oOなるほど
真壁秘書 .。oO分かりやすっ、ロリコンの桜佑と同じか?流石従兄弟、気が合うなぁ.。

桜佑.。oOこの2人マジわかりやすっ

《なっ、なんだよ~💦》
三人は熱い目をして桜哉をニヤニヤ

「いえ、オムライス楽しみですね。俺はステーキですが」
田中は、真面目メガネをクイッと上げて
桜祐と真壁に目配せをしながら田中は背広をピンとはり姿勢をただして桜哉を見た。
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