🐯PIeSe merry me
🐑田中のメールを一読した茉莉花は、体を揺すりジャンプする。

「今度は和食かぁ」
食べた腹の中の料理を落とす作戦
「茉莉花まだ食べに行くの」

「何でわかるんです?」

「分かるよアンタ食べ放題に行く時必ず腹に隙間があるか、そうやって確認するじゃないの!」

一瞬二人の目があった


━━━━━シラ━━ッ



「エヘッそうでしたっけ‼️」


「そうよ」

「いやぁ、満腹なんですけど洋食食べた後だから和食なら入るかもってチラリと・・・テヘヘ」

「さっきの人ね
断りにくいならついてってやろうか?」
愛佳の心配する姿に

「いいんですか?」
と向日葵🌻の様な笑顔をみせた

「アンタってバ」
そんな茉莉花の笑顔に呆れつつ愛佳も茉莉花 のくしゃくしゃな笑顔にのまれそうになる

最上階のボタンを押して茉莉花と愛佳もレストラン目掛け上昇する

最上階のレストランは都内も良く見え見晴らしがいい
夜景が始まる前の薄ら青い世界が広がって行く
エレベーターを下りるとレストラン独特の香りがする

クンクンクンつい街にいる犬の立ち姿のように手を前にたらし匂いをかいでいく

茉莉花はキョロキョロとそんな姿で田中の姿を探していた

「大丈夫なの??」
愛佳も不審な行動をとる癖は直らない茉莉花の横で愛佳は心配げな声を掛ける

すると窓際の奥の席からスラリと長身な男性が歩いてくるのがみえた
彼はメガネをポケットに収め軽く手をあげてきた

「田中さん」
茉莉花は声を小さく上げて彼の方へと駆け寄った

愛佳が165cmの身長でヒールを履いても彼の方が高い、しかも出来る男丸出しのイケメン
田中を探すのは簡単だった

「どこで知り合ったの?😳」
と小さく呟く


「あのー茉莉花さんこちらは?」
と田中からも聞かれて愛佳を紹介する。

職場の先輩であることこの先輩の結婚式の料理の試食会に来た事と行きさつを話すと田中は安堵で胸を撫で下ろした

「分かりました
結婚されるのは愛佳さんで
社長は誤解されていたのですね
茉莉花さんにご紹介したい方がおられますどうぞこちらへ」

田中の案内で奥の席へと足を進める
そこには不機嫌な様子の桜哉と
上品な歳をとった女性がいた
田中が桜哉に説明して
茉莉花と愛佳を紹介する
「こちらが茉莉花さんそしての茉莉花さんの職場の先輩愛佳さんです
茉莉花さんコチラは社長のお祖母様で雪乃さまです。」

「初めまして
茉莉花と申します
夕食のお誘いありがとうございます、出来たらお寿司がいいでーす。」

「ま、茉莉花失礼よ
初めてお会いするのに」
愛佳は茉莉花をコラッ‼️と怒る。

「だァってぇ、先ー輩
どーせ、ご馳走様ですってお礼を言うなら食べたい物ハッキリ言ったがいいですよーム、ムググ」

愛佳に口を抑えられて愛佳が申し訳なさそうに言う。
「す、すみません私達お話が済んだら帰り、ますのでご心配いりません
この子、裏表がなくて見ようじゃズーズーしいのですが
悪い子じゃあ、ありません꜆꜄꜆」
そりゃそうだト茉莉花もウンウンと頷く

桜哉も田中も茉莉花の食い意地の汚さは了解ずみなので茉莉花の発言には気にもしない

「あら、あら愛佳さんもたいへんねぇでも心配いりませんわよ
お話は伺っておりますものホホホ」
上品にわらう雪乃に
茉莉花の口もつられて尖ってくるホホホ

「ま、茉莉花悪かった
アレは・・・」
突然、桜哉が口を開いて謝って来るが茉莉花は目を細めて

「アレは?って、女病のコト?ᯣ - ᯣ ケ?」

「女病って、いいすぎだぞ」

シドロモドロに桜哉も答える

「そ、そうアレは会長が勝手に見合い相手連れてきただけで俺は関係無い、知らなかったし」


「え?こりゃびっくりですなーぁ見合いしたのにイ
関係無いとは・・・
しかもエレベーターに乗って
どっか行こうとしてたではないか‼」
ツツツと桜哉の近くまで行きチロリと睨む茉莉花

「そうなのよ
私達、桜哉が結婚しないから無理やりお見合い設定したの
ゴメンなさいね」

雪乃が頭をさげると
「いえ、お祖母様のせいじゃありません、浮気ばかりしている桜哉さんを信用出来る訳じゃないし、」

「え?🙀!?」
そこに居た全員が目を丸くした

「じゃ、じゃあ桜哉の片思い?まさかの?茉莉花さんには桜哉と結婚する意思はないの?」

雪乃は心配そうに茉莉花と桜哉を見る

「だって女ー取っかえ引っかえ
なんですよ
どう育てられたのか親の顔が見、ムググムググ」

今度は田中が茉莉花の口を塞いだ、桜哉は意気消沈の様子

ゲボゲボ
田中が手を離すと茉莉花が話始める

「最初は誠実で優しくて
大好きでした、もう大好きすぎるくらいで、会えなくて寂し過ぎてお弁当を作れば口実に会えると思って態々弁当持って会社へいきました
そして桜哉さんをみかけて追って行ったら
な、なんと😳‼️秘書の方の胸を揉みたくってモミモミのブッチューチュー💋さらにーィな、なんと😳‼️
会議室で犬の交尾かと思われる事をされていましたーあ
ドアップで前に後ろにウゲー
そりゃあもうウゲー」
桜哉はテーブルに片手で俯き加減に頭をおさえうなだれていた
「やはり見てたのかー茉莉花だったのかー」
と嘆く

「その後もホテルで密会
さらに私の親友ともバリに行く予定をたて、繰り返しますが私の親友とです
彼は社長かもしれませんが
歩く生殖男ですよ
しかも私が見て無かったらあのお見合い相手も餌食になっていたのでは?キャーエッチィ」🙈💓


茉莉花は大袈裟に身を震わせる

「田中本当に?」
雪乃はそんな事をしてたのか信じられない様子で隣にいる田中に確認をとる

「はい・・・だいたいあっていると思います꜆꜄꜆すみません՞」


「と、とゆうわけですので
この辺で失礼します」
愛佳は
茉莉花の頭を押さえ下げさせる

「え?お寿司はぁ」

「バカねお祖母様の顔見てご覧なさい真っ青よ寿司食ってる場合じゃないわよ」

「あ、ショックでした?
すみません、びっくりしましたよね」
雪乃は今にもぶっ倒れそうでヨロリとしてつつぷせた

普通の具合悪いじゃなくて病院行くレベル
ヤバお部屋まで送ります
茉莉花はカーデイカンを急いでぬいだ

田中も桜哉も魂が抜けたように項垂れて立ち上がれそうもない
茉莉花と愛佳はぶっ倒れそうなお祖母様をカーディガンのうえにねかせ愛佳が肩の方をかかえ
茉莉花はあしのほうまでカーディガン伸ばし雪乃の足をのせるそれをかかえ草履を桜哉にカポーンとなげつけセーノオで気合いを入れたちあがる。
草履は桜哉にコキーンと当たったが下向いて動かない

しゃーなし「まえにすすめー」

元剣道部の二人だ、ばあちゃん1人くらいなんでもない
階段を二人組になりおんぶして駆け上がる訓練もしてきた

「いくぞー」

「おうー」
と力のはいった声はまさに剣道部‼️

オリャャアエッホエッホエッホ
「桜哉がエロだとつたえなきゃ」

「ついでに馬鹿だと伝えなきゃ」

「ホントのアンポンターンとつたえなきゃエッホエッホ」
と歌いながら部屋へ抱えてエレベーターに乗った

「あれ?先輩部屋何号室ダッケ?」

「しらないわよ」

「エッホエッホ」
言いながらUーターンしょうとしたら

「555よ」

と雪乃が答え又エレベーターの中で向きを変える
5階を押す

エレベーターが止まったので降りる555 555 555と繰り返しながらあっち行ったりこっちいったりエッホエッホエッホ

「婆さんどうした」
部屋のドアを開けたじいさんに
この部屋だと茉莉花はピンときた
爺さんのハゲ散らかしたあたまで部屋番号は見えない

「爺さんどいてどいて部屋番号が見えない555はここですよね」

「あ、あああ」
一大が声をあげて頷く

茉莉花は、ドケとばかりにあごをクイクイさせて歩行を進め 1歩引いた一大の前を通過しフカフカのソファーの上に雪乃を寝かせた
「水水」
と茉莉花は言いながら
バックの中からミネラルウオーターを取り出しお婆さんにのませる

「コカコーラが飲みたいワ」
文句言う元気が出たならよかったと愛佳も茉莉花もホッと胸を撫で下ろした

「じ、じゃあおじい様
お祖母様をおねがいします
しっれいしまーす。」

「ありがとう、お寿司はこんどね、ね」
頭だけをソファーからあげて呟く雪乃に
「お気になさらないでください、私こそ本当の事言いすぎました」


びろーんと延びて2倍になったカーディガンを引きづり部屋を出る

「どーするのこれ捨てる?」

と摘んでいう愛佳に

「え?2900円もしたのに
洗濯したら縮むから
大丈夫ですよ、捨てるなんて勿体ない‼」

と言う茉莉花に愛佳は呆れた顔をする

ほつれも有り多分着れないと愛佳は思うのだが。

ドタバタと2人が出ていくと
静寂がおとずれる
雪乃の飲むコーラの喉越しの音すら聞こえる


「誰じゃあの失礼なムスメは
ワシのことを爺さん爺さんって言われたことないぞ💢」

会長とか加納様とかしか呼ばれた事のない一大は不機嫌きまわりない‼
「ワシを爺さんと呼んだのはあの娘だけじゃ曾孫でさえ
おじいちゃん、お、が付いておるぞ」

「あの子は桜哉の好きな子ですよ中々骨のある子で又悠里(本家の嫁、桜佑の妻)とは違うタイプね」🦁(ライオンの許婚より)


「悠里と一緒にするな
ワシは反対じゃ何処の馬の骨か調べる必要があるな‼
金目当てに決まっとる
桜哉はぁ💢だまされとるんじゃ💢もう桜哉の嫁は躾の行き届いた領家の娘を又探せばいい儂は諦めんぞ‼️」






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