🐯PIeSe merry me


🐑ファーストキスはサロンパスの匂い
スースー鼻を通り抜けた香り

桜哉が付き合ってる、そう言ってくれた事も嬉しかった

桜哉は茉莉花がまだ未経験って事を
知ってしまった。

アハハアハハ,,ブッ`;:゙;`;:、
仕切りに桜哉は腹を抱えて笑った
サロンパスの香りと舐め回された顔のままでベッドベト

小型犬と、キスしてるみたいな感覚、コチョバユイ‼ツイやめてと言い出したくなりそうだった。

馬鹿にしたのではなくて
犬みたいな突拍子ないキスをしてくる
茉莉花が可愛らしくて愛しくもあったが最高に面白かった。

今までの女とのキスとは段違い
キスでこれだけ笑わせてくれる茉莉花との交際は楽しみでしかない!

茉莉花との初キスが夜で良かった。明るかったら桜哉の顔が丸わかり吹き出せないし
茉莉花は怒るかも知れない。

車に寄りかかりタバコを吹かせた

ゴホッゴホッ,,ブッブフフ
気持ちウキウキなのは
隠せない。

思い出し笑いが顔を出す。
タバコの煙さえ喉にひっかかる
ゴホッゲホゲホ
1週間はこのネタで笑えそうだ。



「着きましたー」

茉莉花のラインを既読して
OKのスタンプをおくる。

桜佑の嫁、悠里に若者らしい
付き合い方を伝授してもらおう!
桜哉は携帯をポケットに入れてつぶやいた
爺さんがぎっくり腰をした時に買ったサロンパスが役にたつとは思わなかった




今は4月半ば、そろそろ来月のシフトを出す期間
成る可く多く入らないと生活苦の茉莉花には厳しい。

アパートが家賃4万
最強に安い方、ボロッちいから
駅近くてこの値段
入居募集もしていないから多分茉莉花達が卒業したら立て替えするのだろう。
茉莉花入れて4人の苦学生が住んでいる。

地方から出てきた茉莉花には
初めての一人暮らしも大家さんの協力もあり楽しく過ごしている。

両親は普通の家なら
難なく過ごせるが子供四人

茉莉花、妹、妹、妹
4姉妹それなりに女の子はお金がいる。
生活に余裕はない。
家族6人の生活には余裕が無い。
爺ちゃんが農家してるから何となく成り立っているがだいぶ傾きつつある

父親はトラックドライバー
母はドラッグストアのパートを頑張ってくれている。

おおらかな父親と節約家の母
父親はあの性格で可也モテる顔もイケおじ


誘われれば飲みに出る。
かなり父親は呑み代に、お金を使っていたようだ。
そして酒に合うように美味しく塩分の効いたツマミをチョイスそんな付き合いのいい生活は週に何回も続いていた。

「付き合い付き合い」
ノコノコと誘いがあれば尻からげてホイホイ出かけて行く

毎回疲れを見せず飲みに行きレロレロで帰宅
そして
玄関で鉢植えの如く動かず眠り、朝母の睨みを避け朝早く着替えをして出ていく
夏は酒の匂いで🦟にさされ日本脳炎の予防注射は必須
冬は寒さに凍え無いように大型犬用の犬小屋、爺ちゃんが作ってくれた犬小屋で目を覚ます父親
母が毛布とホットカーペット犬用を放り込んである

朝母がコッペパンを投げるポコンと当たり目を覚ます父親

たまに飲み仲間が挟まってるときがある
頭が二つある
野良猫と丸まってる時もある
犬用なのに猫が使っている
一緒に夜を明かしたはずの猫も正気に帰りシャーシャー
コッペパンは半分にされポコンペコンと投げる母、3人なら3等分
しかし野良に持ち逃げされる
ノラは素早い

日曜日の朝はちょっとした見世物になる
何人かが必ず見に来る

近くに強盗が入ったせいで玄関は施錠、なんせ父親意外は女子なのだ
何時に帰るか帰らないか分からない父親を待つほどドラッグストアの仕事は楽じゃない
だから番犬と言えば父親



さらに朝から長距離。
誰もが予想はしていたが
とうとう父親はダウンした。

母親は父親への小遣いを締める

「男が金持ってウロウロするとろくな事は無い。
小遣い1万円‼ビシッ
嫌なら、📢´-りこーん」
離婚の叫びが効いたのか父親はハイ以外の選択は無かったようだ
可愛い娘達、に、気の強い母、逆らえば娘との縁はキレるいや切られる事は確実

母親も鬼ではない
父親を大事に思えばこその離婚発言
母親はどう動けば父親が従うのかを知り尽くしている。

その代わり手の込んだお弁当に暖かいコーヒー
とは別にお弁当の時に飲むお茶に煙草のかわりにガム、ちょっとした甘い物を持たせている。

ブッ倒れる前
父親は、酒もザル、タバコはケツから丸いけむりがポッポポッポでそうなほど吸いまくり
うんこと屁を同時に出す起用者、蛇口が着いてるんじゃないかと疑うくらい酒を煽る。

「俺が死んだら庭に投げて火をつけたら直ぐ燃えるらくちんだろーアルコールバンザーイ」

って自分で笑って言う程たらふくアルコール摂取していた
ビール、焼酎、酒、ウイスキー、ズラズラズラーっと空瓶がならぶ

まあ口から出るのは普通なら不平不満
しかし父親は家族自慢娘が可愛くなった
母親は相変わらず綺麗、同僚に自慢
家族で山に行った
山菜採りにいった
ぐんなりする程
最後には聞いてるのかと怒るのは普通の酔っ払いにもどる、同じ話がループする

並んだツマミは甘いも辛いも酸っぱいも加減無し油ギドギド大好物

その日仕事場から這うように家に帰りついた父

キュウリを割った時の色の様な白緑色の顔をして父親は帰って来た。

遂に救急車のお世話になる
軽い脳梗塞
その時母親は父親の心配をしながらも娘達との生活を心配した。

まだ茉莉花が15歳
1番下は小学生
母親は父親を甘やかしていた事を反省し塩分に気をつけた食事を作っていた。が、
塩分足らずと醤油と塩を父親は携帯している。

刺身は醤油で魚がういてる、焼肉もタレで溺れるくらい入れる
父親は高血圧でもあった
高い時は200でも平気なカンジ普通なら目眩に吐き気なはず

たまにこんな体質があるらしい、血圧200でも普通に生活出来る人
だけどそんな人ほど危ない自覚症状がないから即あの世に直行コース

母親は父親より三歳上
親父もモテる事を調子に乗って長距離をいい事に野放し状態、土日前に仕事被れば遊び放題‼

自由だ自由解き放された感が父親を男に変える

この時は家族自慢はならず、家族の話は女の子の楽しむ話ではない事を知っている、イケおじに徹底的に大変身
モテモテ
カラオケに行けば桑田️⭕️祐

女の子はメロメロ

しかも外食は美味しさを重視するため塩分は必須
そのお供に女の子も必須どっちがかけても美味くない!

そんな塩分に慣れた身体は母親の作る食事に満足しない。
取り上げられた塩、醤油を悲しそうに見ながら

「もうちょい食べやすく美味しくして欲しい。」
と父親が母親に懇願する。

「じゃあ外食代やるからた~っぷり塩分濃ゆいの食べて4寝
あの時アンタの人生終わって、この世にいないかも知れん

死んだと思って出された薄味のものは有難く食べろ、食え!

そして娘達の為に生きて金稼げ、娘3人泥棒三人って言うがウチは娘4人、よ、に、ん‼
バカチンが😠死ぬか、薄味か二択しかねーだろ!、アンタが居なくなれば私は若いオトコと再婚するからうらむなよ
さあ、どっち
ア、ン、タが‼─_選べ‼」


そんな一言に撃沈されて5年
今はスッカリ薄味派
猫より遊びに出かけない
あんな不安は二度としたくないと母親は口癖の様に父親の耳もとで寝言のように呟く。

父親は浮気はしなかったらしいが?パパ活みたいな事はしていたに違いないと私は疑ってる、証拠は無し

誘いは毎回あったらしい。
浮気はしていないと言う父を証拠がないから
母親は信じるしか無いと苦笑いをする、別に信じたわけじゃない。

今は1万円の小遣いも使う事無く
母親との旅行積立に回しているらしい。
反省は見える


そのてん、茉莉花の務める店は塩分濃度もメニューに書いてあり
砂糖も糖質ひくめでノーカロリー、よその店より少しお高めだけどクチコミでかなりな人気店


桜哉は、たまに自ら商品を売り込みに歩く、
その時得意先の社長から体にいい店が有るからお昼を一緒にと誘われた。

連れていかれた店が
茉莉花のバイト先のNATURALfood
その自然な味が気に入った。
それから度々訪れるようになった
体がすこぶる調子良くなり
ほぼ時間さえ合えば
足を運んだ。

何回か通うウチに茉莉花を
見つけた。

「(´,,•ω•,,)かわいぃ♡」
オレは茉莉花に人目惚れ
それから食事より茉莉花に会いに行くようになり

一言、二言交わすようになり
俺より先に桜祐が結婚したのをキッカケに本気の彼女をずっと探していた、そして見つけけた茉莉花に告白
それから茉莉花を自分のモノにすると決めた‼

時間をかけて自分のものにする。
時間はたっぷりある。





あの日から2週間、来週からG....W
と言うナガ"━━━イおやすみが
あるのに彼からの連絡はない。
思い切って茉莉花は携帯を自室のテーブルの上に置く!
開けた玄関ドアから柔らかい風が部屋の中へと吹いてくる


「えっと‼」

”会いたいです。”・・・って
ストレート過ぎか?

イヤイヤ
”ウチに来ませんか?”
なんか違う誘いみたいだな?

”食事行きませんか?”

仕事忙しいならランチでも?

ハア💨😧
茉莉花はスマホを⌒゚ポイッ
ベッドの上にダイビング

『そういゃぁ最近お店にも来てないなぁ
お昼に来てんのかなぁ!』

恋する乙女の頭の中は桜哉で
いっぱいになる。
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