ゆびさきから恋をする
「なにって……聞いてくれてないの?」
「ぁ……ごめん。聞いてなかった」
「ひどい……」
正直な気持ちを吐いたらウッチーがわかりやすく肩を落として拗ねたように言うから吹き出した。
「ごめんって。ちょっと久世さんに仕事で聞きたい事あったからそれで頭いっぱいだったの」
一応仕事のことだもん、と心の中で言い訳なんかはしてみるが。
「ふぅん。だからメシ行こうよって言ったの!」
「え?」
「もう仕事終わったんならいいじゃん。俺ももう切り上げるから!」
「……」
じっとウッチーの顔を見上げて思ってしまう。
「……ふたり?」
うんうん頷かれて余計じっと見つめるとウッチーが尻尾を振ってるみたいに返事を待つから「はぁぁ」と無駄に大げさなため息を吐いた。
「ウッチー、彼女いるでしょ? そういうの良くないと思うよ?」
「……」
「私が彼女だったら嫌」
「……」
「彼氏が職場の女の子気軽にご飯誘ってるとか……」
そこまで言ってハッとして――想像した。
「ぁ……ごめん。聞いてなかった」
「ひどい……」
正直な気持ちを吐いたらウッチーがわかりやすく肩を落として拗ねたように言うから吹き出した。
「ごめんって。ちょっと久世さんに仕事で聞きたい事あったからそれで頭いっぱいだったの」
一応仕事のことだもん、と心の中で言い訳なんかはしてみるが。
「ふぅん。だからメシ行こうよって言ったの!」
「え?」
「もう仕事終わったんならいいじゃん。俺ももう切り上げるから!」
「……」
じっとウッチーの顔を見上げて思ってしまう。
「……ふたり?」
うんうん頷かれて余計じっと見つめるとウッチーが尻尾を振ってるみたいに返事を待つから「はぁぁ」と無駄に大げさなため息を吐いた。
「ウッチー、彼女いるでしょ? そういうの良くないと思うよ?」
「……」
「私が彼女だったら嫌」
「……」
「彼氏が職場の女の子気軽にご飯誘ってるとか……」
そこまで言ってハッとして――想像した。