ゆびさきから恋をする
悩みの種だった問題がひとつ解決してストレスが軽減された俺は自分のペースを取り戻しつつある。順調にタスクをさばいていたある日だ。
「あの」
事務所で声をかけてきた彼女はどこかイラついているように見える。
(普段は割とスンッとしてるのに案外顔に出やすいんだな。おもしろ)
「なに?」
周りは結構俺に怯えて意見なんか言っても来ないのに非常に興味深い。
「急ぎならそれを優先するのでちゃんと指示いただけませんか?」
「別に急いでないよ」
面白いくらいに応えてくるから投げつけてるなんて言ったらブチ切れそうだな、と思いつつ本音で返す。実際急ぎの案件でもない。
「空いた時間っていわれるとやりにくいんですけど」
「優先度は自分の仕事重視でいいよ」
「そういわれてもです」
「でも捌けてるじゃん」
いい返してくるから被せるように返すと噛みついてきた。
「ついでみたいにはできません!」
言った本人はスッとした顔をしたがすぐに後悔に襲われた顔をする。事務所内も変な空気になって、周りが無駄に俺たちを意識している。彼女の態度とその状況に思わず吹き出しそうになった。
「あの」
事務所で声をかけてきた彼女はどこかイラついているように見える。
(普段は割とスンッとしてるのに案外顔に出やすいんだな。おもしろ)
「なに?」
周りは結構俺に怯えて意見なんか言っても来ないのに非常に興味深い。
「急ぎならそれを優先するのでちゃんと指示いただけませんか?」
「別に急いでないよ」
面白いくらいに応えてくるから投げつけてるなんて言ったらブチ切れそうだな、と思いつつ本音で返す。実際急ぎの案件でもない。
「空いた時間っていわれるとやりにくいんですけど」
「優先度は自分の仕事重視でいいよ」
「そういわれてもです」
「でも捌けてるじゃん」
いい返してくるから被せるように返すと噛みついてきた。
「ついでみたいにはできません!」
言った本人はスッとした顔をしたがすぐに後悔に襲われた顔をする。事務所内も変な空気になって、周りが無駄に俺たちを意識している。彼女の態度とその状況に思わず吹き出しそうになった。