【番外編】イケメン警察官、最初から甘々でした。
観閲式本番。澄み渡る空の下、会場にはきびきびとした空気が流れていた。
美咲は、美香奈と一緒に悩みに悩んで選んだネイビーのワンピースに、淡いピンクゴールドのアクセサリーをあしらい、凛とした印象。
美香奈は、柔らかなピンクのブラウスとスカイブルーのパンツという春らしいコーディネートで、爽やかさと優しさをまとうように立っていた。
場内に響く号令と共に、制服に身を包んだ警察官たちが一糸乱れぬ動きで進んでいく。
その列のなかには、きちんと訓練された警察犬もいて、小さく尻尾を振りながら懸命に歩く姿に、思わずあたたかな笑みがこぼれる。
似たような制服姿の中、2人はそれぞれの”特別”を目で追う。
美香奈の視線の先には、凛とした顔で行進する涼介。
美咲の目には、誇らしげに背筋を伸ばす長谷川の姿。
――いた。
思わず心の中で「見つけた!」と叫ぶ。
胸の奥で大拍手を送るように、感情が波のように押し寄せる。
美香奈は「涼介くん!」と名前を呼びたい衝動をぐっと飲み込みながら、少し感情が溢れてしまったように、隣の美咲とそっと目を合わせる。
そこにあるのは、同じようにときめきを抱いた者同士の、通じ合う静かな高揚感。
「かっこいいね」と美咲が目で語りかける。
「うん、最高」と美香奈が目で応える。
心の中では誰よりも大きな声で叫んでいた。
私の推し警官――神谷涼介。今日も、誰よりも輝いてる。
美咲は、美香奈と一緒に悩みに悩んで選んだネイビーのワンピースに、淡いピンクゴールドのアクセサリーをあしらい、凛とした印象。
美香奈は、柔らかなピンクのブラウスとスカイブルーのパンツという春らしいコーディネートで、爽やかさと優しさをまとうように立っていた。
場内に響く号令と共に、制服に身を包んだ警察官たちが一糸乱れぬ動きで進んでいく。
その列のなかには、きちんと訓練された警察犬もいて、小さく尻尾を振りながら懸命に歩く姿に、思わずあたたかな笑みがこぼれる。
似たような制服姿の中、2人はそれぞれの”特別”を目で追う。
美香奈の視線の先には、凛とした顔で行進する涼介。
美咲の目には、誇らしげに背筋を伸ばす長谷川の姿。
――いた。
思わず心の中で「見つけた!」と叫ぶ。
胸の奥で大拍手を送るように、感情が波のように押し寄せる。
美香奈は「涼介くん!」と名前を呼びたい衝動をぐっと飲み込みながら、少し感情が溢れてしまったように、隣の美咲とそっと目を合わせる。
そこにあるのは、同じようにときめきを抱いた者同士の、通じ合う静かな高揚感。
「かっこいいね」と美咲が目で語りかける。
「うん、最高」と美香奈が目で応える。
心の中では誰よりも大きな声で叫んでいた。
私の推し警官――神谷涼介。今日も、誰よりも輝いてる。