幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話
「お姑さんに似てますよねっ。

 なんか嫌だと思ったんですよ。
 真面目そうで豪胆なところとか、誰かに似てると思ったんですよ~」

「ばあさんよ。
 あの面倒臭いばあさんの血を引いてるから、この子っ」

 あの……私を目の前にして言ってますけど、二人とも。

「まあ、でもいいんじゃない?」
と西子はソファに投げていたバッグを取りながら言う。

「あのゴミの日が一日ずれてる家に住んでる子」

 ……せめて、名前、覚えてください。
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