幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話
「あ、ここ、売店があるんですね。
 自炊するための材料も……」

 売られてる、の言葉が出なかった。

 自分で料理を!
 ハードルが高すぎる! 湯治の宿っ!

 いや、作らなくてもいいみたいなんだが。
 長逗留なら、作るべきなのかっ?
と思っていると、充悟が、上からタブレットを覗き込みながら呟く。

「そこも殺人現場になるかな……」

「いや、ブルーベリーは売ってなさそうですけどね……」

 そう晴乃は言った。







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