合縁奇縁

小学生になるとからかわれたりするのはつきもので。


「湊帰ろ!...ってどないしたんや!!」


あたしたちはクラスが離れ、帰る頃になると毎日昴たちが迎えに来てくれていた。

あたしが泣いていることに気がついた昴。


「おい!誰が泣かしたんや!!」

「.......スカート...めくられたの.....」

「ぶちころぉーす!!!誰やねん、出てこいて!」

「昴、多分こいつ」


玖音が二人の手を引っ張る。


「後ろでニヤニヤしてたから」

「お前らか!」

「ごめんって、ちょっとしたイタズラやん」

「今時イタズラで女の子のスカートめくらんねん!すきな女の子守れんでどないすんねん!!」

「それな~、すきな子泣かすとかないわ~」


玖音も言った。


「べ、別にすきちゃうわ!」

「すきやっても殺すけどな!はよ謝れ」


そう言って昴が二人の頭を叩いた。


「「湊さん、ごめんなさい」」


半泣きで二人はあたしに謝った。


「二度と湊に近付くな!」
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