幸せを私に
翔 side

光希「初奈ちゃん...」

羚「光希。手、だいじょぶか?」

光希の手を見ると、真っ赤に腫れていた。

澪「こんなに腫れてますね。それだけの力があるってことですよね。」

『あぁ。』

羚「それにしても、姫に誘われて断るなんてね。」

『アイツの瞳に光が無かった。』

羚「つまり、過去に何かあったってことかな。」

『あぁ。それに、光希に触られた時のあの反応。』

澪「男嫌いですね。」
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