極上御曹司からは逃れられない運命でした
ーー

「んっ…、はぁっ…、ふっ…」

やばい…

「司輝っ…」

「もう少し…クッ…」

「はぁっ…もう…無理っ…」

「凛花っ…あと一回っ…」

「んっ…! はぁ…はぁ…」

「クッ…!」

「きっつ!」

バンとダンベルを床に置く。

私の隣でも司輝が凄い重さのダンベルを下ろした。

「ははっ、なかなかやるじゃん。頑張った頑張った」

あれから結局私は帰らずに、司輝の部屋にあるトレーニングルームで身体を動かす事にした。

「家にこんな部屋あるのおかしいでしょ」

「わざわざジム行くの面倒だろ」

「いや、わかるけどさ」

「服、大きかったな」

司輝からTシャツと短パンを借りたはいいが、確かにブカブカだ。

「へへ。ブカブカー」

「ククっ、シャワー浴びてこいよ」

「ありがとう。それじゃ借りるね」
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