極上御曹司からは逃れられない運命でした
そして案内されたバスルームにまた顎が外れそうになる。

なんなんだここは。

海外のホテルかなんかか?

スケルトンの仕切りの向こうには、広々とした空間に大きな浴槽があってジャグジーバスになっていた。

シャワーも意味のわからないデザインをしている。

「こ、これどうやって使うの?」

「ここ押す」

丸いボタンが壁に付いていて押すらしい。

「わ、わかった。覗かないでよ?」

「ははは。それはどうかな」

そう言ってふわふわのタオルを出してニヤつく司輝。

「ちょっと!」

「せいぜいドキドキしてろ」

そう言って手をヒラヒラと振って出て行った。

「司輝!」

ドア越しに叫べば、廊下から笑い声が聞こえてきた。

もう!
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