極上御曹司からは逃れられない運命でした
「あー気持ちー」

大きな浴槽に脚を伸ばして深く入る。

最高か。

こんな真っ昼間に仕事を休んで、人様の家で何やってんだか。

図々しいにも程があるだろ。

それにしても…

"堕ちたらたっぷり可愛がってやるから覚悟しておけよ?"

きゃーーーーー!

司輝から言われた言葉を思い出して悶絶する。

どうしよう!?

さっきだって本当に…

私がダメだと言わなかったら最後までしてしまいそうだった。

危ないぞ!

危険すぎるぞ!

だって自分の気持ちに気づいた以上、あんな化け物に抱かれたらそれこそ私は…

ただでさえあの夜…

ぬぁーーーーー!

ジャブジャブと脚をバタつかせて暴れる。

こんなに暴れてもまだまだ余裕の広さがあるバスタブ。

司輝はとんでもない人だった。

只者ではないと思ってはいたがまさかあの海堂商事の社長だったなんて。

あの若さで?

凄くない!?
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