極上御曹司からは逃れられない運命でした
飛行機代も、ちょっとそこまでーってタクシー料金を払うくらいの感覚だった?

わからん。

なんっもわからん。

だって私、これっぽっちも好かれるような事してないもの。

ただの暇つぶし?

いや。
そういう事をする人ではないと信じたい。

だめだ。

暑い!

ギブギブ!

「お風呂ありがとう」

「おう。おかえり。今覗こうと思ってたんだけどな。残念」

そう言ってニヤニヤしながら水を出してくれる司輝。

「いただきます」

どこまで本気なのかさっぱりわからないけど、親切な人って事は分かる。

あとはちょっとユーモアもある。

それから、なんだかんだで司輝はやっぱり頼り甲斐のある大人な男性って事。

「俺も入ってくる。好きにしてて」

「あ、うん。いってらっしゃい」

「ククっ、行ってきます」

なんか満足そうな顔してたぞ。
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