極上御曹司からは逃れられない運命でした
そしてノックと共に二人でお口にチャックをする。

チラッと司輝を見れば、スンとして何食わぬ顔をしている。

ヤバ。
笑いそう。

すると目が合ったかと思えば、ピクっと一回鼻を膨らませた。

司輝ーーー!

私は慌てて目をそらし口元を手で覆う。

笑わせないでよ!

配膳が終わりスタッフが出て行く。

「ちょっと! 司輝!」

バンと司輝の肩を叩く。

「ククククッ、ほら食べよう」

そして美味しい料理に舌鼓を打ち、終始ご機嫌で食事をとった。

「お腹いっぱい」

「なら良かった」

そう言ってジッと見つめられる。

「な、なに? 何か付いてる?」

「いや?」

「んじゃ何でそんなに見るのよ…」

「綺麗だなって」

「んなっ…!?」
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