極上御曹司からは逃れられない運命でした
「俺を誘惑しに来たのか?」

え…

「こんなドレス着て」

そう言って司輝側に大きく入ったスリットから出た脚をギュッと掴まれる。

ドキッと大きく鼓動が鳴る。

そしてゆっくりと回すように撫でられまたギュッと掴まれた。

「司輝っ…」

「ん?」

好きな人にこんな触られ方をしたら嫌でも反応してしまいそうになる。

「や、やめてっ…」

なけなしの理性でギュッと司輝の手を掴んで睨む。

「キスもだめ、触るのもだめ…か。凛花は何がしたいんだか」

そう言ってスッと手を引く司輝。

「俺の気持ちも知ってるのに」

うっ…

「こんな魅惑的な格好してきておいて、とんだ小悪魔だな」

そ、それはっ…

「嫌いになった?」

馬鹿だよ私は。

こんな試すような事。

「ククククッ」
< 127 / 303 >

この作品をシェア

pagetop