極上御曹司からは逃れられない運命でした
そしてまたギュッと抱きしめられる。

凄い。

なんだか運命みたいな感じだ。

私も広い背中に手を回して抱き締める。

「好き…」

「俺も。大事にするから」

「あんまり甘やかさないでよ」

「無理だな。諦めろ」

私は司輝の胸板にガブっと噛み付いた。

「ククククッ、喰われた」

「私も美味しく食べたい」

そう言って司輝の上に跨る。

「おお。良い眺め」

それはこっちのセリフ。
司輝の頬に手をかざす。

「可愛がられるだけじゃ嫌なの。私にもちゃんと愛させて」

司輝は驚いた顔をする。

そしてすぐに笑い出した。

「はははっ。さすがだな。さすが俺が惚れた女だ」

そう言って下から手をグイッと引っ張られ司輝に覆い被さる私。

「それでも俺は可愛がるけどな?」

そしてキスを交わす。
何から何まで極上だ。
もう抜け出せない、間違いなく。
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