極上御曹司からは逃れられない運命でした
その後何気なく今日が誕生日だと言えば凛花はそれは驚いた顔をする。

するとなんと、凛花も今日が誕生日だった。

歳は違えど同じ誕生日だったとは。

こんな偶然あるのか?

「どうする? 出かけるか?」

「んー」

出かける気ないなこれ。

それじゃ遠慮なく凛花を堪能させてもらおう。

凛花を見るとそんな俺に気付いたのか瞳を揺らす。


ーー

「あっ…はぁっ…」

俺の上に跨って見下ろされる。

ゾクゾクと全身に鳥肌が立つようだ。

その目で見られると。

ガンと下から腰を突き上げれば天を仰ぎ胸を突き出す凛花。

抱けば抱くほど抜け出せないなこれは。

少しでも気を抜けば絞り取られてしまいそうだ。

「クッ…」

中で絡みついて…
離れられない。

しなやかな曲線を描く腰を掴み奥までズンと押し上げる。

こんな姿、俺以外にはもう見せられないな。
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