極上御曹司からは逃れられない運命でした
そして今日も私は何も知らないフリをして過ごし、すっかり一緒に眠る事に慣れたベッドで身を寄せ合う。
「はぁっ…ふっ…んっ…」
膝立ちになって後ろから羽交締めにされ、奥の奥まで突き上げられる。
こうして力強く抱き締められると、司輝がどれ程私を好いているのか伝わってくる気がするのは私の勘違いなのだろうか。
「クッ…凛花…」
私の首筋に顔をうずめ舌を這わせながら左手は私の胸を揉みしだき、右手は下の蕾を撫で回す。
そして同時にガンと後ろから打ち付け脳が麻痺してくる。
耐える様な、そんな声で名前を呼ばれると何も聞けなくなる。
「あっ…奥…いいっ…」
「凛花は奥に当たるのが好きだもんな? あとは? どうして欲しい?」
耳を舐められ優しくかじられる。
いつもこうして私を甘やかす司輝。
「キスして…あっ…」
「可愛いな本当に。何でもしてやりたくなる」
そう言って顎に手が回り振り向かされれば、しっとりと柔らかいキスをされる。
司輝は私が望む事は何でも応えてくれる。
「んっ…」
どうにかなりそう。
「好きだよ、凛花っ…」
司輝…
私もだよ。
私も大好きだよ。