極上御曹司からは逃れられない運命でした
でも来月には行ってしまうんでしょ…?

激しくなる律動にいつもの事ながら思考が止まってしまいそうになる。

「司輝っ…離さないでっ…」

ずっと一緒にいて…

「当たり前だろ」

体勢を変えて仰向けにされると脚を持ち上げられ正面から司輝が腰を沈めゆっくりと動き始める。

そしてお腹の上からグッと手の平で圧をかけられた。

「いやっ…」

何?

中にいる司輝とお腹の上からの圧で摩擦が…

「あっ…やっ…だめっ…」

これ絶対ヤバいやつだっ…

「離さないよ、絶対に」

もうっダメっ…

せり上がる波が一気に打ち寄せてきて我慢の限界を迎えた私は昇天する。

中が痙攣を起こし止まらない。

な…なんて事してくれてんの本当に。

ギッと睨む。

「ククッ、その目。本当そそられる」

そう言って今度は腰を浮かされズンと奥深くまで押し込まれる。

「はぁっ…!」

私が睨んでも全く司輝には効き目がない。
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