極上御曹司からは逃れられない運命でした
「あっ…はぁっ…」

「クッ…凛花の中…凄い事になってる」

深く深く腰を沈められ子宮が悲鳴をあげている。

不安なのにこの快楽に飲まれてこの瞬間は和らぐような気がする。

「愛おしくてたまらない」

司輝は私の脚を高く持ち上げ口元まで持っていくと、妖艶な瞳で見下ろしながら足先を舐める。

司輝…

私もだよ…

「本当に、全部食っちまいたいよ」

本当に食べられてしまいそう。

なんかもう…

本当に意味わかんない。

だってどう見ても司輝が嘘をついている様には見えない。

"離さないよ。絶対に"

さっきの本当なのかな…

嘘なのかな…

「愛してる」

こんなに真っ直ぐ私を見て愛を囁くのに。

「私もっ…」

そう言って司輝に楽園へといざなわれ、二人同時に果てた。
< 159 / 303 >

この作品をシェア

pagetop