極上御曹司からは逃れられない運命でした
そこから少し移動してレストランへと入った。

「サーモン大好き」

「知ってる」

新鮮なサーモンがこれでもかという程どんぶりに山盛りになっている。

さっそく一口食べる。

「んー!」

美味しいーー!

左手で頬を押さえて、テーブルの下で控えめに足をバタバタする。

「はは。美味いか?」

ゴクっと飲み込む。

「美味し過ぎる!」

そんな私を見て司輝も笑う。

もぐもぐ食べてるところからして、司輝も美味しいんだなこれ。

司輝は出されたものは何でも食べるけど、好みじゃないのはちょっとだけ食べる速度が遅くなる。

たぶん自分でも気づいていない。

「無限に食えそ」

ほらね。

なんかこうして見てると、普通の男性なんだよね。

いや普通ではないんだけど。

もうオーラとかは滲み出ちゃってはいるんだけど、意外にも話しは合うし、好みも合う。

司輝が合わせてくれてるのかな…
< 167 / 303 >

この作品をシェア

pagetop