極上御曹司からは逃れられない運命でした
「来月には二週間家を空けるし、その前にちゃんとしておきたくて」

「ううっ…」

「泣くってことは、それだけお前も俺と離れたくなかったんだよな?」

私の涙をキスで拭う司輝。

私はコクコクと頷く。

「ごめんなさいっ…、さっき私ひどいこと言ったっ…」

「俺ももっと早く話せば良かったんだ。心配かけて悪かった」

「司輝…、好きっ…」

司輝はクスッと笑う。

「ああ。俺もだよ、凛花」

そしてお互いどちらからともなくキスを交わし、ギューっと抱きしめ合う。

それでまた目を合わせてキスをして。

「エンドレス」

「ククククッ、だな」

今度からは何かあったらすぐに言おうとそう思った。

憶測じゃなくて、目の前の司輝を信じようって。
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