極上御曹司からは逃れられない運命でした
こういう時、二人とも英語が話せて良かったと思う。

にしても英語を話す司輝はなんだか割増で格好良く見える。

いつもの声も低めだけど、更に低くなる。

なんだか仕草もそれっぽいというか。

「司輝ってさ、何カ国語話せるの?」

ハンバーガーが出来上がるのを待つ間聞いてみる。

「英語、フランス語、中国語、スペイン語、イタリア語くらいか?」

私は白目をむいてしまう。

想像以上だった。

「仕事で必要だから。でも結局は英語が多いよ」

「住んでたりしたの?」

「大学はイギリスだった」

イギリス!?
まさか…

「オック◯フォード?」

「ああ」

「すんごっ! めちゃくちゃ頭良いじゃん」

「努力は惜しまないタイプなんでな」

かっけー。
こりゃただの怠けた御曹司とは一味も二味も違うわ。
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