極上御曹司からは逃れられない運命でした
そして会場に入り、お父様である会長の挨拶や、社長である司輝もステージで挨拶をする。

凄い。

なんか普段の司輝しか知らなかったけど…

格好良い。

こんな感じだったんだ。

堂々としていて、どこか威厳すら感じる。
気安く近づけないような。

日本語で話したあと、英語でも話す司輝。

なんだか別人みたい。

そんな司輝が眩し過ぎて少しだけ遠く感じた。

司輝が挨拶から戻り立食形式でパーティーが始まり会場は凄いことになっている。

本当にいろんな国から来てるんだ。

そして次から次へと挨拶にやってくる。
その度に司輝は私を婚約者だと紹介してくれた。

私も笑顔で一言二言話し、グラスや握手を交わす。

これは予想よりもハードだな。

でも皆んなお褒めの言葉をくれて悪い気はしない。

それにずっと腰に回された手は離れる事がない。

司輝の温もりにずっと守られてるみたい。

目を合わせれば笑顔が返ってきて。

さっき一瞬遠くに感じた距離も今はない。
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