極上御曹司からは逃れられない運命でした
「凛花ちゃん」

すると後ろから私の名前を呼ばれて、司輝と振り返る。

え!?

「真ちゃん!?」

そこには真ちゃんがドレスアップしたスーツ姿でこちらを見ていた。

どういう事!?

これには司輝も驚いている。

「何故ここに?」

司輝が真ちゃんに話しかけた。

「ああ。こういう場には初めて顔を出すので。僕、羽山 真太郎って言うんですよ」

「羽山…? 羽山物産か?」

司輝が直ぐに気づく。

「ええ。いつも父が大変お世話になっております」

え?
羽山物産?

なんか聞いた事ある。

って大手企業じゃないか!

「真ちゃん羽山物産のご子息だったの!?」

「そうだよ」

「何で教えてくれなかったの!」

真ちゃんは、フェニックスにいる時にルームメイトがバイト先の友達だと言って連れてきたのがきっかけで私も友達になった。

ちなみに歳は私の二歳下。
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